俺はあざといを許さない（１）

著者名：雁木万里【著】

講談社（2023/12発売）

• ISBN：9784065338636

内容説明

あざとい女に超厳しい、頭脳明晰・冷酷無残な主人公 橋本令児は、クラスメイトの典型的あざと女子・薬師寺みかげを嫌いに嫌っていた。だけどみかげは令児のことが大好きなだけの天然ポンコツ女子だった！ かみ合わないふたりの静かなる闘いを描く、新感覚すれ違いラブコメ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

可哀そうは可愛い、全3巻の多分ストラテジックラブコメ。キャバ嬢とパパ活女子の姉を持つ令児は、女の入る余地のない人生設計の持ち主であるのだが、そんな彼が避けているとある女子がクラスメイトにおり……恋愛興味なし男子にひそかに恋焦がれる幼馴染ヒロイン（家が隣）の孤独な戦いを描くコメディ、前作譲りのスラップスティックフルスイングから、性欲棒を排除することで、好きな男の子を振り向かせたくて頑張る女の子の奮闘を時にけなげに、痛快に描く手腕が存分に発揮されており芸術的ですらある。がんばれ薬師寺みかげ！どうなるんだこれ。

2024/11/19

[森本 高司]

なんか後半駆け足でしたね。 面白いは面白いんですけどちょっとこういうハーレムになっちゃう的なのは 多いのでどう読者に刺さるやり方を魅せられるかが大事だと思ってます。