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内容説明
架空の漫画家・峯月モチタロウ。日々の暮らしの中で、彼は何を考え、何を表現しようとしているのか。ユーモアあふれる日常生活から創作の秘密が見える、望月ミネタロウ氏、初めてのエッセイ漫画、完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
28
「何もない」というのは本当に「何もない」のではなく、やはり「何かある」からこそ「何もない」と思えてしまうのだ。「何気ない」というのも同じことで、「何気なくない」から「何気ない」と感じるはず。ともあれそこには大きな意義はないにしても、何か意味が存在している。そしてそれは、特別でないからこそ特別なのだと気付かされる。ありふれた、だからこそ大切な日常の、その滑稽で、だからこそ愛おしい日々。そこにこそ、漫画が活きると信じる望月ミネタロウを、誰もが信じたくなるはずだ。2024/01/04
コリエル
6
完結。もっと読んでいたかった。作中、知人の病気の子のために、付き合いの無かった高橋留美子とけらえいこにサインを頼んだらとても丁寧な物を貰えて感動したという思い出話が出て来たが、コミュ障たることを妻から指摘される望月さんが子供のために連絡の労を取ったことも十分頑張ったと思うよ。そういう人となりが覗けるのが面白かった。2023/12/27
aki(漫画スキー)
2
望月ミネタロウ先生が好きな人にはおすすめ。もちろんドラゴンヘッドも読んでたけど、ちいさこべえと万祝が大好きなのでその画風で先生の日常とわずかながらも前出の作品に関わるエピソードが聞けて嬉しい。それにしても家人さん素敵な方なのね。2024/02/21
たけのこ
2
望月ミネタロウ先生のエッセイコミック。いいなー。シャツひとつ、Tシャツひとつとってもシャレてるんですよ。突飛な物を描いているわけじゃないけれど、可愛さを理解してそれがちゃんと線に出ている感じ。マンガの絵を理解しつくした先生だからこそ出る味。いいですよ~。2024/01/06
緑虫@漫画
0
★★★☆ ベタへのこだわりの回、ベタばっかのコマが続いて「手抜きではない…」とか言って手抜く回が出てくるとこの手の漫画は終わりが近いという定説。2024/02/05