内容説明
《ウォール・ストリート・ジャーナル》ベストセラー常連作家
スティーヴン・コンコリー上陸!
強い男女のコンビによるスリラーが読みたきゃこれを読め!
──《ミステリー&サスペンスマガジン》
予想できない展開、政治的陰謀、激烈なアクション。『救出』にはすべてが詰まっている。
──ジョー・ハート(作家)
孤高のエージェント×女性私立探偵
LAの街を疾走する新シリーズ始動!
スティール上院議員の娘メガンが誘拐された! アメリカを震撼させる事件に際し議員は人質奪還を専門とする民間軍事組織ワールド・リカバリー・グループに依頼をおこなう。元海兵隊員のライアン・デッカーが創設したその組織・WRGは、事件にロシアン・マフィアの人身売買ネットワークが絡んでいることを突き止め、同時に、マフィアの隠れ家にはメガンの他にも多数の子どもたちが囚われの身になっていると知り、急襲を決行する。だが万全の態勢を整えたはずの作戦は、予期せぬ出来事に翻弄され──
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
24
誘拐された上院議員の娘の救出に向かった人質奪還を専門とする民間軍事組織を率いる海兵隊員のライアン・デッカー。しかし作戦は自身の仲間やロシアン・マフィアの人身売買の犠牲者たちと共に文字通り木端微塵に。責任を問われ収監されたデッカーですが、突然釈放される事になると共に命を狙われる事に。そんなデッカーを救うのはかつて彼に助けられた事があるという探偵ハーロウ。彼女のネットワークを借りてデッカーは失敗に終わった救出劇の背後にあるものを探っていく様子が、子気味よく連続するアクションと共に描かれつつ・・・下巻へ!2024/01/14
タナー
22
気になっていた作品のひとつ。人質救出のプロと凄腕の女私立探偵。スピード感溢れる展開が素晴らしい。"UCKY ASS"には思わず吹き出しそうになってしまった。下巻での更なる展開に期待は膨らむ。2024/02/07
わたなべよしお
21
元海兵隊の人質救出組織リーダーがはめられ、仲間たちが殺された。誰が、なぜ?あまり期待していなかったのだけど、意外に面白い。主人公に彼を支援する女性たち、FBI捜査官に敵役。悪くないけど、人物造形はもう少しかなぁ。とはいえ、十分に魅力はあるので、後編に進みます。2024/04/10
しましまこ
21
ざまぁが読みたかったんだが、これシリーズの途中?と思うような分かりづらさ。ハーロウさんなんでそこまでスゴくなっちゃったの?よく解らん。早くスカッとさせてくれー!2023/12/21
大阪たまき
0
冒頭の事件で、なぜダンカンが責任をおうことになったのか。そして突然の釈放から協力者が現れ目まぐるしい日々が始まる。事件の裏には勿論政治家と操る組織が、ある。FBIを翻弄するハーロウ。テンポが早い。こういう作品は、息をつく暇もない、大きな組織をこの作品だけで潰せるのか2024/04/08