内容説明
羽羽――掃き清める大きなつばさ。日常から故郷熊本まで、生きとし生けるものへのしなやかな眼差しがとらえた豊穣な世界。森羅万象への直感が鮮やかに紡ぎだす第五句集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
12
第51回蛇笏賞受賞作。句集『夏至』以降の作品より、日常をはじめ、ふるさと熊本の句まで約300句を厳選。風の香り、水の流れ、星の輝きに宇宙の鼓動を聴く研ぎ澄まされた感覚、人類の未来を想う感性、生きとし生けるものへの眼差しがとらえる神秘と感動。森羅万象への直感が鮮やかに紡ぎだす第五句集。2024/03/05
せっか
2
わからない言葉が結構あり調べました。「まつすぐに来る螢火に道ゆづる」「こはれさうにこはれず浅黄斑蝶とぶ」「つかみたる雛(ひよこ)に芯のありて春」「本を読む手首に脈の見えて秋」2021/05/10
豆ぐみ
2
2016年、春秋社。著者の第5句集、平成21~27年の発表句から約300句。〈寄居虫の小粒よ耳に飼へさうに〉〈降る雪の無量のひとつひとつ見ゆ〉などなど。この句集も好きな句が多くたくさん付箋をつけた。鷹も草木も天体も近しそうだ。2016/11/24




