内容説明
「右」「左」「イデオロギー」「公共性」……。政治を語るうえでよく目にする言葉や政治学の基本的知識を,歴史・思想をふまえて丁寧に説明していきます。政治なんて縁遠いと感じている人も,まずは本書で政治のルールやしくみを学んでみよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
田沼とのも
16
国会議員や選挙だけが「政治」ではない。身の回りの至る所に、みんなで決める、何を決めて何を決めないかを話し合う、など生活に密着した政治の場面がある。 学び始めの初学者に簡潔かつ分かりやすく始めの一歩を学べる良書。よい政治のためには市民教育や主権者教育が重要という指摘すら、自由主義の基本原理を損なう恐れありという論理が面白い。 各章の「KEY TEXT」が、現代の課題と過去の偉人の思想をつなぐスタイルでとてもよい。また、参考になる映画もたくさん紹介されていて、嬉しい。勉強の幅が広がりそう。2025/10/27
politics
10
「ほんとうの」「まっとうな」デモクラシーというカテゴリーを用いながら、リベラル ・デモクラシーという仕組みを、身近な話題から学習していくスタイルの政治学入門テキスト。編者が政治思想系の研究者であることから歴史や思想に着目して本が構成されており、また、学習の補助として参考になる映画も紹介されていることも本書のユニークさの一つだろう。本書は入門書ではあるが、一度政治学を学んだものでも(私自身も)参考になり、また新たな発見もあったので、初心者に限らず政治学に興味のある人にはぜひ読んでもらいたいテキストである。2023/05/07
YT
7
リベラル・デモクラシー概念の基礎、その歩み、これらからの政治、を考える3つのパートからなる本。複雑な"政治"をデモクラシーから捉えなおし基礎知識をつけその先の学びへ繋げることが意図されている。参考文献は豊富だし、トピックごとに思考を深める映画の紹介があってとても楽しい。生きるうえで政治的なものを避けて通ることはできず、一人一人の積極的な介入なくして良い民主主義を作ることは不可能ということが身に沁みる。しかし今の日本の歪みをいかに正すのか、いかに希望が残されているのか、少し暗澹たる気持ちにさせられもする。2025/12/12
フクロウ
4
「一人ひとりの自由や自己決定を守るために、バリアをつくって殻をつくるように、だれも侵害してはならないものを「人権」として定めて守っ」ている(v頁〔犬塚元執筆〕)。この記述とvi頁のメタ合意としてのリベラリズム①と、メタ合意を前提とした上での自由放任としてのリベラリズム②vs自由放任だと社会的権力がのさばって弱者を抑圧するから弱者の実効的な自由の確保のために国が介入してエンパワメントすることを認めるリベラルという整理はわかりやすい。犬塚元執筆部分は木庭顕の読者はすんなり理解できるだろう。2024/03/14
女性佐藤
1
リベラル・デモクラシーとは「みんなで決める」デモクラシーの仕組みに「決め過ぎない」ことを求めるリベラリズムが歯止めをかける役割をしているという説明が腑に落ちた 第二次世界大戦前のドイツで社会民主主義者者などのリベラル・デモクラシー勢力を左の共産主義者・右のファシストが攻撃して、両極同士でも競い合って互いに勢力を伸ばしたというのも知らなかったので面白かった 2025/11/07
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