内容説明
国益、省益、権謀術数、出世、自己保身……
首相退任後、安倍晋三さんが財務省を非難した、ほんとうの理由を徹底的に明らかにする!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろくまZ
9
財務省の罪悪を対談形式で明らかにしている著作。財務省のデタラメ振りは徐々に世間に認知されてきており、特に目新しい記述は無かった。ただ、第二次安倍政権時代に黒田前日銀総裁のテールリスク発言や、マイナス金利やイールドカーブ・コントロールの採用の背景として、消費増税容認があったことの指摘がされているのが目に付いた。また、あとがきにある、「平和憲法とセットの財政法を墨守し、均衡財政を歴代政権に強い、米金融市場の安定に貢献してきた日本の財務省はさながら戦後レジームの化身とも言えよう」との記述には、心より同意する。2024/11/25
kazu4
6
安倍さんよりの本であるが、官僚の悪弊の面が浮き出てきている。特に、今兵庫県知事の問題もあるので、いろいろ考えさせられた。安倍政権が、官僚の人事にメスを入れた理由もわからないではない。それもまた悪弊の面を持つのだから。 政治家、本当に一生懸命勉強する人であってほしい。もちろん道義的責任ついても。2024/09/12
日の光と暁の藍
4
【失われた三十年を克服するためには】財務省という組織、また財務官僚がいかなる行動をする存在なのか、ということがよく分かった。失われた三十年と言われるが、様々な要因がある。政治家や新聞記者の不勉強、知識不足。勉強不足や知識不足は、財務省の言いなりにならざるを得ない素地を作る。財務省の言いなりになった民主党政権では日本はボロボロとなった。また本書で述べられているように、財務省は「日本国最大かつ最強の情報収集機関」であるという。各省庁から予算配分の陳情と共に、各分野での知識が財務省の元へ集まってくる。2024/10/25
まぶだむ
4
宏池会… 第一章 安倍さんを目覚めさせたのは、何か? 第二章 財務省の政界工作 第三章 財務省の“真の事務次官” 第四章 財務省と新聞社、政治家 第五章 財務省と日本銀行 第六章 財務省とアベノミクス 第七章 財務省と岸田首相 あとがき 「財務省」という名の戦後レジームと闘う2023/12/30
tuppo
3
政治家故安倍晋三の原動力は怒りにあった。2025/02/13
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