内容説明
街を破壊するほどの凄まじい地震が江戸を襲った。
荒れ果ててしまった街を目の当たりにして、人々の心は不安に支配されていく……。
いまこそ〈よろず相談所〉のご隠居3人組が立ち上がるべき時だ!
街を騒がせる「八百屋のお七の幽霊」の正体を突き止めるため、3人は調査に動き出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
27
2023年11月角川文庫刊。書き下ろし。新シリーズ5作目。通算11作目。前巻から1年1か月ぶり。極悪の膾、怪力の家、秘密の骨、幽女の鐘、の4つの連作短編。大地震に罹災した人たちを助けたり、事件を解決したりといつもにも増して忙しい。話としては、軽い目の謎解きで無難な展開が続く。というか、少し間延びしたような展開で、ちょっと退屈でした。2023/12/31
kazukitti
6
東北のあれがあってしばらくは地震復興系のエピソード含んだ作品結構出てたと思って、NHKの大河の便乗ってほどのもんじゃないのは事件の色合いだから当然だけど、そこに至る作家側の経緯(編集部からの依頼≒流行ものへの便乗商法以外)ってのは何だろうとは思うのね。前に島田さんなんかは福島だったかに知人かなんかがいて、そういう意味合いがあってみたいなのだと、まぁ単純に動機が分かりやすいなぁとは思うんだけど、風野さんはそういうのあったのかしらねぇとか思ったかな。時期的には能登なのかしら。2024/11/03
なんてひだ
5
もうすっかり夏木ニ左藤村のファンになりました。幼馴染みに水泳仲間に定年後に親しくなるのもいいかと。長く生きてきた経験から事件を解決できるのは年の功=人が生きていく1番大切な部分ってこと。歳をとるとか何もしないで生きてればいいとか間違えたことだし 自分だって歳とるかんね。お七の幽霊話がおみつだった、推理が進んで助けに行くけど無事で お七〜の掛け声が粋だね。虎山も甦るし新たな事件も続くし。能登半島地震があったばかりで東京にも100%地震が起きる中で こういう題材を取り上げた風野真知雄さんがお見事。あっ須賀川市2024/02/04
犀門
2
No.076★★★☆☆このシリーズは既に完結しているが、読み見逃しありが発覚し慌てて読んだ。まー、これまでの軽い調子で当たり障りなし。お疲れ様でした。2024/11/20
tama-nyan
2
いい感じになってきたよ2024/11/08
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