内容説明
わたしの大好きな作家のひとり
――コリーン・フーヴァー
母亡きあと、妹のリビーの面倒を見るため、ノーラは文芸エージェントとして奮闘してきた。冷酷至極で無愛想でツンツンした仕事人間――周囲からはそう評価され、つき合う男性にはフラレてばかりだけど、すべては愛する妹のため。そんなある日、その妹が、三人目の子供を出産する前に休息したいと姉妹だけの田舎町へのバケーションを提案する。つい同意したものの、たどり着いた田舎町のカフェで出くわした男性の姿に声を失った。チャーリー・ラストラ! かつて本を売り込んだとき、剣もほろろに拒絶された相手。だが悪夢はそこで終わらず……
原題:Book Lovers
Amazon.com2022年のベスト・ブック選出!
goodreads2022年年間ベスト・ロマンス賞第1位獲得!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
27
ノーラとチャーリーのユーモアたっぷりに交わされる、駆け引きのような会話の連続に終始ニヤニヤが止まりませんw 。本は最後を確かめてから読むというノーラの先の読めない物語の行方は果たして?! ノーラがやり手の文芸エージェントとして、そして妹を守る姉という築き上げてきた自我の裏に、抑え隠してきた自身の弱さを自覚した時にチャーリーの優しさがなんともいえないです。そんなチャーリーはノーラのサメのような強さの裏表のような存在のようで、二人が抱えてきた痛みには思わず涙だけど、最後は暖かい気持ちになれ…楽しかった~。2023/05/23
あっちゃん
21
ニューヨーカーの仕事人間のノーラは冷たい印象でいつも彼氏には田舎町の優しいヒロイン系女子に心移りされる悪女タイプ(笑)でも溺愛する妹の頼みで自分が田舎町にバカンスへ行く事に!何故か犬猿の仲の知人も同じ町に( ̄ー ̄)2024/06/16
rokoroko
20
働いている女性がそれゆえにパートナーと巡り合えない。現実のあるあるを描いた小説・・嫌いじゃないけど長かった2023/07/07
harutamano
15
「ローカルビジネスの立てなおしは、田舎町ロマンスに不可欠の要素だよ」 ロマンス好きにはフフッとなるネタあちこちに🦈🩷賑やかな冒頭から些細な疑問が湧き出して、あわやというところで大団円。ハッピーエンド万歳! 妹ちゃんとの絆とか、ヒーローのこじらせとかいろいろツボでした〜なによりヒロインのノーラめっちゃガッツある💪自分の幸せは自分で❣️2023/06/11
いづむ
13
この手の恋愛小説は大抵話の流れが想像通りだと思っているので、600ページ超ある本書を読みながらも中断すべきか迷った。でも世の中のほとんどの人には恋愛は人生で必ず直面する人間関係のひとつだし、内省のきっかけとなり外の世界と折り合う術を獲得するステップなのだと気づかされる。いかに自分の人生を生きるのかもテーマになっている作品です。知人の薦めがなければ読まなかった1冊。こういう読書も良い。2023/08/13
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