- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
下巻では、趣味判断と自然の目的についての目的論的な判断の両方に共通する「合目的性」という概念をもとに、世界を目的論的に理解する可能性を示す。第一序論も収録。その後の哲学だけでなく、芸術・文学の領域にも大きな影響を与えることとなった、カント批判哲学の集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
38
「このように自然が人類に認めようとする理由のある最終目的としては、この開化だけが考えられるのである。この最終目的は理性的な存在者自身の地上での幸福でもなければらたんに理性的な存在者の外部に存在する理性を持たない自然における秩序や調和を確立するための重要な道具でもないのである。」217 カントの思想はおこがましいヒューマニズム的な態度をとるものではないし、ルソーらによるいわゆる「自然に帰れ」的な思想でもない。人間が自らの手で欲望を捨て究極目的であろうとする態度、つまりは『開化』こそが重要であると喝破する。2024/09/08
-
- 電子書籍
- プロミス・シンデレラ【単話】(46) …
-
- 電子書籍
- ガンダムホビーライフ 002 電撃ムック
-
- 電子書籍
- プリティ フェイス 3 ジャンプコミッ…
-
- 電子書籍
- 名探偵コナン(43) 少年サンデーコミ…