幻冬舎文庫<br> ヒトコブラクダ層戦争(上)

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幻冬舎文庫
ヒトコブラクダ層戦争(上)

  • 著者名:万城目学【著】
  • 価格 ¥909(本体¥827)
  • 幻冬舎(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784344433304

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内容説明

榎土梵天、梵地、梵人は三つ子の三兄弟。自
分たちが謎の能力「三秒」を持つことに気づ
き、貴金属泥棒を敢行。大金を手にした梵天
は、ティラノサウルスの化石発掘の夢を抱き
山を丸ごと購入した。だが、そこにライオン
を連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は
急転する。海を越え、はるか砂漠の地にて、
三兄弟を待ち構える予測不能の超展開とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

38
先日直木賞受賞作家となった万城目さんによる冒険小説。他の著作と同様タイトルが実に尖っていてとても楽しみだ。文庫版では一部改題されているが、上巻を終えたあたりではヒトコブラクダ層戦争の方が分かりやすいと思えた。これまでに読んだ著者作品の枠を大きく超えて本作はバリバリの冒険小説といった内容で、作品の魅力でもある不条理な設定も胸躍るストーリーテリングの前にさほど頭を悩ますことなくついていけます。恐竜の化石や幻のメソポタミア文明といった古代ロマン、そして何やらきな臭い連中との対決が示唆され後半の超展開に期待。2024/01/21

RIN

17
これぞ(そんなに読んだこと無いけど)万城目ワールド。単行本のあらすじに『梵天・梵地・梵人の三つ子』というくだりを見た時から、文庫化したら絶対読もうと決めていた。何せ名前が良い。更に三つ子の兄弟というのが良い。それだけできっと面白いに違いないとワクワク出来る。キーワードは恐竜とメソポタミアと3秒。非日常が巧妙に常識をすり抜けて繋がり、謎の女が誘う謎は三兄弟の望みを餌にどんどん加速して行く。意味はあるのか、はたまたないのか。ヒトコブラクダ層に囲まれた不思議な砂漠。面白ければ良いじゃない?物語はそうでなければ。2024/01/26

ひでちん

14
今年11月文庫化。 梵天·梵地·梵人の三つ子の榎土三兄弟。 幼少から苦労して育ち、特に長男の梵天が弟2人の学費を支える為、高校進学すらせず働く。そんな兄弟に各々特殊な才能『三秒』があった。それに気付いた3人が強盗をし、その金を元手に古代恐竜の化石発掘をする奇想天外な展開。 泥棒絡みという事で「少し暗い話かな?」と懸念するも全くの杞憂で、苦労して(特に長兄)育つ三兄弟が各々の特殊能力を活かしつつ協力し、突然現れる謎のイラク人(?)女性に誘われるまま進む物語で、先が全く読めず面白い!!! 下巻へ行きます。2023/12/19

NAOAMI

14
改題されたのを知らず買って再読。普通に面白いのでまぁいっか。梵天・梵地・梵人三つ子が巻き込まれた壮大なチグリス・ユーフラテスゲーム。長兄の恐竜発掘ロマンに付け込まれたか、あれよあれよと自衛隊>PKO>イラク>アガデ…シュメール人が建てた都市遺跡?ヒトコブラクダ層なるものは見つかったものの、それがイナンナに何をもたらすのか、合流した?途端にドローン撃ち落とすんかいっ。予測不能どころかとらえどころ皆無。でも三兄弟の30秒技や銀亀少尉や海兵隊を絡めたどこか間抜けな会話テンポも楽しい。どれどれ巻き込まれてやるか。2023/12/07

なみ

11
感想は下巻の方に。2024/04/04

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