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内容説明
西郷隆盛から渋沢栄一、小泉純一郎元首相まで、
各界のトップリーダーの座右の書として200年にわたって読み継がれてきた、魂を震わせる名著から重要な項目を厳選、わかりやすく現代語訳しました。
原著者の佐藤一斎は儒学者として名声が高く、
門下生には渡辺崋山、佐久間象山、山田方谷などがおり、
晩年に完成した『言志四録』は西郷隆盛をはじめ勝海舟、坂本龍馬等々幕末の偉人たちに大きな影響を与えたといわれています。
現代でも多くの政治家・経営者が人生の指針になる古典として名前を挙げています。
きっとあなたの人生を支える書となることでしょう。
▼購入者限定特典!
佐藤一斎から学ぶ『欲望のコントロール法』。
平均寿命が60歳の時代において88歳まで生きた一斎の、欲望への向き合い方を購入者限定でダウンロードしていただけます。
▼本書「はじめに」より
『言志録』は、ある程度の人生経験を積んでから読むと、大いに納得するものがある。
だが、編集工学を提唱する松岡正剛氏は、ネットに連載している『千夜千冊』で『言志四録』をとりあげてこう書いている。
「崋山、象山、西郷らは、『言志四録』を読んで発奮したのは20代後半から30代前半にかけてのことだったのだ」。
たしかにその通りなのだ。だからこそ、できれば若い人たちにこそ読んでもらいたいと思う。
目次
Ⅰ志を高く持つ
Ⅱ視野を広げる
Ⅲ運命を引き受けて人生を楽しむ
Ⅳ心の持ち方で人生は変わる
Ⅴ欲を使いこなす
Ⅵ人付き合いの秘訣
Ⅶ仕事をどう進めるか
Ⅷリーダーの心得
Ⅸ生きることは学ぶことだ
Ⅹ真の自己を観る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森林・米・畑
27
このシリーズは好きだ。「言志四録」を現代人向けに意訳抽出されている。読み易く、分かり易い。著者の佐藤一斎や「言志四録」から影響を受けた幕末の偉人は多い。西郷どんもそん一人でごわすな。たまに読み直して人生の羅針盤にしたいと思う一冊でした。2024/09/04
紙狸
16
2023年11月刊行。江戸後期の儒学者、佐藤一斎の著作『言志四録』から現代人向きにエッセンスを抜き出した。この著作は西郷隆盛が熟読し、抜き書きまで作ったことで知られる。紙狸は、佐藤一斎のことはまったく知らなかったが、編訳者の佐藤けんいち氏の解説が簡にして要を得ていて、すんなりと読めた。朱子学にも瞑想の実践があったというのが意外だった。(佐藤けんいち氏は、井筒俊彦『意識と本質』の関連かしょを指示している。かつて読んだ本だが忘れていた。)江戸後期だけあって一斎は天文学の知識も持っていた。2023/12/28
ひめぴょん
15
「言志四録」を読みやすくまとめた本。日めくりカレンダーのような読み方ができます。原文がないのがちょっと物足りないかも。2024/03/17
大先生
9
「少くして学べば壮にして為すあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず」で有名な佐藤一斎の言葉(現代語訳)。若い頃の失敗を忘れないため、自ら「捨蔵」と名乗っていたそうです。セルフコントロールと「志」を立てることの重要性を繰り返し説いています。「志を立てなければ、朝から晩まで一日中読書していても、暇つぶしとしかいいようがない。学問をすることは、志を立てるより先にくるものではない。」と。西郷隆盛が言志四録の言葉の抄録を持ち歩いていたのは有名な話。2025/02/26
黒頭巾ちゃん
4
耳読▼良書▼志をもって行動する▼読書は良書を何度も読み込みものにしないといけない2024/06/14