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内容説明
佐原ミズ最新作!小児医療を舞台に紡がれる親子の物語――。妻を亡くし、シングルファザーになった、サラリーマンの羽根田。二人の子どもを、突如ひとりで育てることになり、理解不能な子どもの一挙一動に、振り回される毎日を送っていた。ある日、電車内で体調を崩した羽根田の息子・みちるを救ったのは悪魔のようなメイクを施した若者・琴吹。彼は的確な処置で急病の原因を突き止めるが...。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
22
4才と0才の子を抱えるシングルファザーの羽根田が、ブッキーと呼ばれる小児科の先生と知り合い、病気を通じて子育ての悩み等も聞いてもらう。子供ってすぐに体調崩すから頻繁に小児科行くし、大抵大した事無くてホッとして帰宅するの繰り返しだね。たまに大きな病気もするから、様子見でいいのか悩むし。ブッキー先生みたいな的確に原因を探り当てる先生羨ましい。子育て大変だけど、定型でもここまで振り回されるのかっていうのもなんだか新鮮だった。2024/01/02
ブラフ
11
コレめっちゃ良い!育児真っ最中の人に是非読んでほしい。子どもたちの日頃のちょっとした体調不良。それがどんなものなのか、ほっといても良いのか、受診しても経過観察だったり、咳止め、痰切り、鼻水止め、ホクナリンテープだけだったり、本当に大丈夫???と心配になったり、病院変えたりとなかなか大変。でも、この作品だと、ライトにかつ的確にブッキーこと琴吹小児科医が教えてくれます。乳幼児期から思春期まで、子どものあれこれを優しくアドバイス。子育てってなかなか余裕なかったりするけど、この作品で少し心を落ち着けてみては。2023/11/11
aki(漫画スキー)
6
のっけから泣いた。設定からして泣くやろうとは思ってたけど見事に泣かされた。小さな子を持つパパとしては実感したり想像できて心配やったり身につまされるところもあるけど、トータルで面白い漫画。ストーリーが単純でいい。続きが更に楽しみ。2023/12/24
小春日和は秋
5
書店で見かけて、ジャケ買いしました。初めて読む作家さんですが、面白かった。続きが楽しみです。2023/11/12
蒼
4
Twitterから。妻に先立たれシングルファーザーとなったハネチンは二児を抱えて日々てんやわんや。そんななか出会ったのは、オバケメイクの小児科医ブッチー。優しくて少し切なくて、ほっこりするおはなし。佐原ミズ先生ほんとこういうの上手いよね。好きです。2024/01/13