内容説明
鬼の一族が棲まう「繊月の里」には、三つの尾を持つ妖狐の少女が鬼に交じって暮らしている。彼女――縁は、幼い頃、腹部に火傷を負って倒れていたところを旅籠屋の次男・琥珀に助けられ、彼が縁を「自分の嫁にする」と宣言したことがきっかけで、鬼の一家と共に暮らすようになった。優しくにぎやかな一家に愛されてすくすくと育った縁だったが、成長するにつれ、琥珀や家族との種族差に疎外感を覚えていく。そんな憂いを抱えていたある日、縁の前に彼女のことを「花嫁」と呼ぶ美しい妖狐の青年が現れて……? 傷を抱えた妖狐の少女×寡黙で心優しい鬼の少年の本格あやかし恋愛ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はづき
28
表紙イラストが月岡月穂さんで表紙買い。だったけど内容めっちゃ良かった、面白い!!主要キャラはもちろんだけど、サブキャラも良いキャラばっかりだし、設定も異類婚姻譚で両方あやかしっていうのが珍しい(まぁ最終的には色々あるけど笑)表紙の琥珀からは想像できない一途さが最高だし。過去がかなり色々あって、最終かなり駆け足感はあるけど途中とかきゅんももちろんあって最高でした!これはかなり当たりの作品だと思う!2024/02/18
よっしー
24
鬼の集落で倒れていた妖狐の縁。助けられた流れで許嫁となるも、当の相手とは距離があるし、家族はともかく周囲の鬼からは陰口を叩かれる日々。琥珀の素っ気なさにイライラしていたのですが、縁が攫われた辺りから一気に物語が面白くなりました。琥珀も含む一家の面々、愛情表現下手な人多すぎ!! でも、だからこそそのギャップも良いのかな。縁の正体も含め、色々驚きもありましたが、幸せに向かって歩み出せそうで良かったです。続編では甘々な2人が見れるのかな?2026/03/03
桜城誠
6
ここ数年で読んだキャラ文庫の中でもダントツで面白い。まずヒロインが可愛い。過度な虐待も悲壮感もなく、大食いで寝坊助なところが可愛らしい。メインだけでなくサブキャラも皆魅力的で好きになれる。黎雪はギャグもこなせる頼れるお兄ちゃんって感じで最高。世界観も練ってあるし、それをちゃんと生かしたストーリー展開が出来ている。縁の名前の秘密だったり、気になる要素が徐々に明かされていくので先が気になってどんどん読んでしまう。良き作品に出会えて嬉しい。2023/11/19
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