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内容説明
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本書では「認知バイアス」「社会的バイアス」「統計的バイアス」といった概念についての基本知識、および対処法についての知識こそ分析者に必須であると考え、この中でも最も根源的なバイアスといえる認知バイアスを軸に解説します。
ところが、既存の認知バイアスに関する書籍は「社会人全般向け」の視点で書かれているものばかりで、分析者のバイブルになるようなものは見当たりません。なぜ分析者にとってのバイブルになり得ないのかというと、200種類近く存在すると言われる認知バイアスの中の何が原因で、分析にどんな不都合な結果を生じさせるかの具体的な説明が提示されていないからです。
本書では「分析者のためのバイアス」としての知識を、新たな教養として「分析バイアス学」と名づけました。データ分析者必読の全く新しい教科書です。ついつい、偏った分析的判断に向かってしまう。そんな悩みを抱えている方は、是非とも本書をお読みください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶう
13
どんなに気をつけていてもバイアスというものは無意識のうちに入り込み、偏った判断がなされてしまうという厄介なモノ。本書では最も根源的なバイアスといえる「認知バイアス」を軸に解説がなされており、そのメカニズム、そして、その対処方などを学ぶことができる。特に本書はデータ分析者向けに書かれているということなので、データを扱う業務をしているような人は一度読んでみるといいと思う。データを見てビジネスを進めていくのが当たり前となった昨今、バイアスか原因で偏った判断をしてしまうことはできる限り避けたいところ。2023/11/09
MrO
2
これは、人間にとっては認識の枠組みみたいなもので、逃れられないことを肝に銘じておく必要があることがわかった。2024/03/21
Satsumaimo Marron
0
バイアスについて一通り。折に触れて読んでないと忘れてしまいそう2024/04/22
こじか
0
データ分析する際にたくさんのバイアスが影響することが理解できた。大事なのはチーム戦。人間の脳は楽しようとしてしまい、確認手続きを省略しがち。偶然の一致をパターン化する。とても参考になった2024/02/16
neko_machi0108
0
キツネとヤマアラシの分析事例等面白い概念があった バイアスがある事を認識する必要があるが あまり意識しすぎるとバイアスに囚われてしまう2023/11/16