野球の子 盟友

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野球の子 盟友

  • 著者名:かみじょうたけし
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 二見書房(2023/11発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576230931

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内容説明

「アメトーーク!」などでおなじみ、
高校野球大好き芸人・かみじょうたけしが贈る
感動の野球ノンフィクション!

年間100試合以上に足を運ぶ著者だからこそ
出会った球児たちの青春15篇
新エピソードをそろえた待望の第2弾!


・「もう一度ベストメンバーで試合をしませんか?」
 天理高校vs生駒高校 2022年夏の再戦
・「背番号は約束できないが、最高の仲間ができることは約束します」
 仙台育英・須江監督の言葉を真実にした子供たち
・「ほめるだけで伸びた子は、9回ツーアウト満塁では打ちません」
 元智弁和歌山監督・高嶋仁氏を継承し闘う孫と監督
・あの試合を超える大歓声はいまだに聞いたことがないーー
 9回表6点差から1点差に迫った日本文理の激闘
・息子三人が甲子園出場、次男はプロ野球選手へ。
 かつて自身も上宮高校の主将として優勝した、父の挑戦は今も終わらない
・「いまおる同級生12人でがんばろう」
 PL学園硬式野球部、長い歴史を紡いだ最後の夏
・甲子園球場を飛び出し社会現象となった「あの球」
 超スローカーブを投げた東海大四高のエースとの思いがけない再会
・一般入部から名門・関西学院大学の一軍まで這い上がった「すごい男」のリーグ戦初登板
 隠岐諸島から初の甲子園出場を成し遂げ、須永選手率いる浦和学院と戦った島の英雄



《目次》
あの夏の再戦 前編 天理高校×生駒高校(奈良)
あの夏の再戦 後編 天理高校×生駒高校(奈良)
約束のファーストミット 仙台育英高校(宮城)・岡田大成選手
土壇場で打つ 智弁和歌山高校(和歌山)・高嶋奨哉選手
鳴りやまない大歓声 日本文理高校(新潟)・伊藤直輝選手
野球の神様がいた日 龍谷大学(京都)・中島健希選手
未来沖縄を甲子園に連れていく男 未来高校沖縄(沖縄)・宮良颯選手
いくつになっても野球小僧 上宮高校(大阪)・黒川洋行選手
憧れのユニフォーム 平野パイレーツ(奈良)・田中伸季選手
北の大地で挑戦を続ける男 石狩レッドフェニックス(北海道)・藤井壮太選手
「12人の約束」PL学園(大阪)・藤原海成選手
伝説の超スローカーブ 東海大第四高校(北海道)・西嶋亮太選手
すごい男がつかんだ光 関西学院大学(兵庫)・樋口大徒選手
生き様が誰かの背中を押す 香川大学(香川)・平岡佑梧選手
隠岐の白波隠岐高校(島根)・白野勝選手


「はじめに」より
高校野球は負け方を教えてもらえる場所なんじゃないかと思うことがあります。
人生において勝ち続ける人間なんてどこにもいません。
ならば大切なのは負けたあと、どう立ち上がるかです。
何度負けても立ち上がる、ひたむきな姿に胸がしめつけられることがあります。

「彼らを突き動かすあのエネルギーはいったいどこから生まれてくるのだろう?」
僕がたどり着いた答えは「約束」です。
親、兄弟と交わした約束、友に誓った約束、自らに課した約束、人は誰しもが、この「約束」を守るために生きているのではないでしょうか。
そしてもしかすると大切なのは、約束を守ることではなく、守ろうと懸命に生きることではないでしょうか。
僕はきっとその姿に惹かれるのだと思っています。

固い約束を結んだ友人、同志のことを「盟友」といいます。
言葉には出さずともみんなが自分たちの「約束」を大切にして生きています。
「野球の子~盟友~」
誰かと交わした約束を守ろうと何度でも立ち上がる彼らの背中を、あなたにも知ってほしい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

53
高校野球は負け方を教えてもらえる場所。約束を守ろうと懸命に生きる姿に惹かれる。こんな序文でもう涙ぐむ。最初の22年夏の奈良県大会決勝の天理vs生駒の話で涙腺崩壊。こんなことがあったのか…。コロナという厄災はこんな悲劇を、そしてその厄災をも上回る高校生達の言動に大きな嬉し涙を貰った。仙台育英初優勝の裏にあるベンチ入りできなかった選手のドラマ。あの伝説の決勝戦・中京大中京vs日本文理。諦めない選手達の気持ちが産んだ「日本文理の夏はまだ終わらない」。あの日テレビの前で感動していた裏にある物語に再び感動した。2025/03/13

りんだりん

15
前作の野球の子に続いて購入。相変わらずの熱量。そして数々の運命的な出会い。かみじょうたけしさんの高校野球が「好き」という純粋な思いがいろんな人を引き寄せるんだろうな。読んでるともちろん感動はするのだが、それよりもなによりも「俺もがんばらんと」と思わせてくれる。前向きになれずにモヤモヤしている人、怠け心に負けそうな人には特にオススメ。いつの日がかみじょうたけしさんにはお会いしてみたい。★42023/08/31

ほっそ

6
前編があったこと知らず、失礼しました。 すごい熱量で、圧倒された! 好きなことが仕事につながって、良かったね。 もうすぐドラフト会議です。 プロ野球、あんまり興味ないけど、指名や抽選は、ドラマチックです。 2023/10/21

吉田こあ

6
初っ端からエライ感動してしまった。 この夏も大いに盛り上がり無事幕を閉じた夏の高校野球。 でも、ついこの前までは野球をやりたくてもできない時があったのだと随所でウっとなる。 この本の良い所は何も強豪校の有名選手達だけではなく、その周りの人だったり、レギュラーではない子だったり、家族や友人や応援してくれてる人たちの人情味溢れる世界も魅力的。でもまた熱闘甲子園でもないし、あくまでこの著者の行動力とこの人柄が作った出会いと話だなと。 野球って本当にいいもんですね!と思わされる心の洗濯本。 2023/09/12

ハマノトラ

4
高校野球、プロ野球に留まらず少年野球から大学、社会人野球に独立リーグと野球に関わるすべての人に愛あるコミュニケーションで北海道から沖縄、離島まで東奔西走する著者かみじょうたけしこそ「野球の子」である。春はセンバツから100周年 を迎える甲子園、今年も野球の季節が始まる。「野球しようぜ!」by大谷翔平⚾2024/01/29

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