内容説明
高校野球大好き芸人かみじょうたけしが贈る感動の野球ノンフィクション
奇跡のホームランを打った子、
廃部寸前だった小さな島の子、
丸刈りを賭けて応援した子、
「最も残酷な一日」を経験した子…
スイングで人生を切り開く球児たちの物語
・100回目の夏に届いた手紙
・スローボールのサイン
・小さな島の秘密
・笑顔の理由
・小さな怪物
・元生駒高校
・野球部員の挑戦
・史上最高の逆転野球人生
・最後までやり切る
・あの場所で歌うその日まで
・鉄柵越しに見た光
・自慢の弟
・ゴミ拾いと奇跡のホームラン…他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
58
ベンチ入りできなかった選手たちがスタンドで悔しさを押し殺して同級生や後輩を声を枯らして応援する。その気持ちがいつか人生において報われる日がくることを信じてる。高校野球芸人でお馴染みかみじょうさんと全く同じ気持ちです。かみじょうさんが仕事でプライベートで知り合った選手や選手の家族、関係者との逸話15編を収録した1冊は幾通りもの生き様を教えてくれる。中でもコロナで幻の甲子園になってしまった日本航空高校石川の井口太陽くんの「最後までやりきる」はヤバい。帽子を空に放り投げる選手達の写真に涙が止まらなかった。2024/12/10
りんだりん
19
高校野球芸人のかみじょうたけしさんがこれまでに出会った高校球児とのエピソードを集めた作品。文章は決して上手ではないが、かみじょうさんの圧倒的な熱量が本を通してビンビン伝わってくる。個人的に息子が高校野球をやっていることもあってか、一つ一つのエピソードが目の前にくっきり浮かんできて、嬉しくなったり寂しくなったり、勇気をもらったり泣けてきたりする。高校野球ってこんなに良い側面ばかりじゃないよ!なんてことはもちろんわかってるけども高校野球を愛する人全員に是非読んでもらいたい一冊。★32023/06/15
katoyann
16
高校野球に詳しい芸人によるエッセイ。印象に残った高校球児を描く。関西の地方大会を中心として足繁く試合に通い、注目した選手について詳しく説明している。エピソードが詳述されているので肩肘はらずに読むことができて面白い。個人的には現在中日ドラゴンズにいる山本拓実投手のエピソードが面白かった。2024/01/15
たなぼう
7
高校野球大大大好き芸人かみじょうたけしさんが書いたもの。鼻の奥がツーンとする話がいっぱいあった。読んでよかった。2024/08/22
よみよし
4
贔屓チーム選手のエピソードを読みたくて手に取った。著者の身に起きたドラマの描き方がことごとく震えるような内容で、これから本格的に始まる野球シーズンに読むことができて本当に良かった。コロナを越えて紡いできた歴史に、これからも多くの球児が登っていくことを願っている。2024/04/09
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