内容説明
世の中には文章にしてみたい材料は山ほどありますが、それを文章に、小説にするにはどうすればいいかという明確なノウハウはなかなか見つかりません。
そこで本書では、あえて具体的なパターンをテンプレートとして用意し、短時間で「読ませる・面白い」短編小説が書ける方法を提供しました。
前作は増刷を繰り返しましたが、ここで要望の多かった長編化への道として「肉付け」の章を追加して発行いたします。
小説執筆の具体的な方法を説く類書は極めて少なく、読者待望の書!
(本書は2019/7/2に総合科学出版より刊行された書籍を電子化したものです)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうゆう
10
パターンを使って書く訓練。やっぱり、読書量も必要だし、書いた量も必要なのね。積み重ねも大事だけど、小説となるとセンスも必要よねぇ。せめて、仕事での文章が的確に書けるようには、なりたい。2021/12/24
夕葉
2
最近小説に感銘を受けることが多く、自分自身もあまり周囲に言っていない想いを小説にしてみたくなり図書館で借りた。どんな物語に読者は惹かれるのか、構成を中心にテンプレートがあり、そこに自身のアイディアを埋めていく。すごいと思う小説は文章力は勿論、発想が重要であることを実感。また私は突発的に書きがちだが、まずは人物の設定に拘るべきだと思った。テンプレを元にいくつか書いたが、なかなか設定が思いつかず苦労した。例として載っている皆さんのアイディアにも頭が下がる。2021/03/24
木倉兵馬
1
最近、小説の書き方を学び直そうと思っていて、その一環の一つとして読みました。テンプレートを使うことで入門者・初心者にも『できる!』『書ける!』と思えるような平易な内容で興味深かったです。作例も多く楽しめます。2022/02/27
yarake isuke
1
図。流し読み。文章の構造が垣間見られて興味深い。2019/09/16
ターク・マロ
0
小説など全く書いたことがないが、書きたくなったので読んでみた。 超ショートだし、テンプレ埋めるだけだし、簡単かと思っていたら、かなり難しかった。全然書けない。向いてないのかな。 テンプレはあるものの、誰が何をどうしたかは1から自分で考える必要がある。これが全く思い付かない…。他の指南書と合わせて再チャレンジしたい。 とりあえず、好きな漫画や映画のワンシーンを、このテンプレに当てはめて文章化することから始めて見ようと思う。2020/01/06