内容説明
沢田研二――グループサウンズ、ザ・タイガースのボーカルで熱狂的なファンを獲得。「勝手にしやがれ」など次々にヒット作を出してトップアイドルに。70歳代に入ったいまもライブを重ね、ファンを魅了している。
そのジュリーを追いかけて50年。地方のファンクラブ支部長から始まり、月刊の会報「LIBERTY」は500号を突破、ウェブサイト「Julies World」の掲示板とブログを毎日更新。ファン同士の交流の場にもなっている。
ジュリーの半世紀の活動を一冊に濃縮。GS時代から独立してソロに、そしてライブを続ける現在までのコンサート評、テレビドラマや映画などの映像の情報はもちろん、雑誌の記事までももらさずに手際よくまとめる。
これが沢田研二だ!
目次
はじめに
第1ステージ 一九六九年から二〇〇〇年まで――JFCの会報「JULIE」と「LIBERTY」からの抜粋
♪一九六九―七五年
♪一九八一―八九年
♪一九九〇―二〇〇〇年
第2ステージ 二〇〇一年から一八年まで――「Julies World」のいいとこどり
♪二〇〇一―〇五年
♪二〇〇六―一〇年
♪二〇一一―一五年
♪二〇一六―一八年
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
17
沢田研二のファンである一般女性のこれまで書き溜めたブログやFC会報の文章などをまとめたもの。いわゆる「推し」がいるひとならば沢田研二に関心がなくとも、思わず共感してしまうこと間違いなしの、「ファン」ならではの、熱い思い、やりきれなさ、悲しさ、ときめき、喜びが綴られている。大好きなあの人が、こっちを見た?個人的に逢うわけでなくても、ライブにはとっておきのおしゃれで行く、その活動は賛成できないけど、どうなの?そんな風に揺れ動く心情が生々しくても「あるある」で、わたしはとても楽しくうなずきながら読みました。2019/05/15
なつ
15
昭和を代表するスター、沢田研二さんをデビューから約50年追い続けてきた著者の集大成。うーん、正直思ってたのと内容が違うかな。でも出演した音楽番組、コンサートをずっとまとめる意欲はすごいです。長い間情熱を傾けられるものがあることは素敵だと思います。ところで写真を載せて欲しいと言うのは贅沢だろうか。2019/03/28
Hideichi Sekiya
2
ジュリーの大ファンの著者がファンクラブ会報に投稿した数々の文章、半世紀にも及ぶジュリーの活動の様子とそれに際して著者がどの様な感想を持っていたかがよくわかりました。2019/03/27