内容説明
本書は「統一教会」問題の本当の核心は、歴史的な視点を取り入れた日韓関係、日朝関係、日米関係の中でしか見えてこない大きな問題であることを説明する。安倍元首相の銃撃事件が示唆する国際政治上の意味についても論究する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大熊真春(OKUMA Masaharu)
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カルトとしての消費者問題的な視点では全く統一教会の本当のところをとらえられない。◆あれはアメリカが作らせたもっと壮大なもので、アメリカの意図により動いてきたと思わなければならないという話。◆お話は面白いが信ぴょう性という点ではいまいち。2023/02/10
ハンギ
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多くの人は統一教会の集金が問題と言っていますが、この本の著者はそんなことはみんなやっているとばっさり。元公安調査庁で防共活動をされていたそうで、ソ連や中国を研究していたそうです。つまりは統一教会とはお友達だったわけですが、今回の事件を対米独立の好機と捉え、著者を出されたみたいです。いろいろ勉強になりました。ただ一つキリスト教については偏見があり、元々日本が入ってくる前から朝鮮半島ではキリスト教徒は多いみたいですよ。安重根もそうです。キリスト教に対しての陰謀論があるので、そこは違うと思います。2023/01/08