内容説明
『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)の大ヒットなどで注目されているキリスト教であるが、多くの場合知識・教養の面から解説されていることが多い。一方、日本におけるキリスト教信者の割合は1%未満といわれており、その実態はあまり知られていない。「宗派をこえた4人の牧師&神父の対談」を中心に構成する、知っておきたいキリスト教に関する知識や日本におけるキリスト教の知られざる現状を書いた一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
68
面白かったです。前半のキリスト教あるあるネタはああそうだよねと納得してしまいます。対談こそが本当のキリスト教のリアルだと思いました。神父や牧師の裏事情まで知れるのが興味深かったです。クリスチャンですが、新たに知ることが沢山ありました。2016/05/26
ネギっ子gen
52
世間の「知りたい」というニーズに応えた新書。「キリスト新聞」編集長による“日本におけるキリスト教の現状”&牧師や神父(日本基督教教団原宿教会・川上牧師、ルーテル東京教会・関野牧師、単立ともにチャペル・森牧師、カトリック多摩教会・晴佐久神父)たちとのトーク。<ご登場いただいた、3人の牧師1人の神父も、現代のキリスト教世界において決してスタンダードではありませんし、それぞれの教派を代表しているわけではありませんが、震災後の新しい時代を切り拓いていく潮流の只中に身を置いておられる方々であることは確かです>。⇒2023/04/21
Die-Go
37
キリスト教のメディア界に燦然と現れた新進気鋭の編集者、松谷信司。彼の人脈により集まった四人の牧師と神父が織り成すトークバラエティ(?)。普段とてもじゃないけど、本人たちには聞けないようなディープな話題から、恋愛事情までここでは目にすることができる。とても読みやすくてわかりやすい。個人的に春佐久神父があまり好きじゃなかったんだけど、ここでの彼はまだまともだったかな?★★★★☆2016/03/22
Die-Go
33
出版記念イベントに向けて再読。やはり面白い。キリスト教あるあるも良いのだが、牧師、神父が語るリアルなキリスト教の姿が興味深い。クリスチャンはもちろん、そうでなくともキリスト教を知りたい方にもお勧めできる。2016/04/01
きゃんたか
13
雑用係のような牧師。OLのような牧師。会議病の牧師。ロックバンドとキックボクシングが趣味の牧師。ジャニーズの追っかけをする牧師。悩み多き牧師夫人。プライベートとの境界線を持たない神父。駆け込み寺のような教会。たまり場のような教会。格差の激しい牧師給。月収十数万円の神父。年齢給のルーテル教会。飲酒に厳しい福音派。飲酒に寛容なカトリック。葬儀に厳しい福音派。葬儀に寛容なカトリック。休みの無い「きよめ派」。定年のある教派教会。定年の無いカトリック。神を知らない日本の「無神論者」。オタクは潜在的クリスチャン。2016/06/23
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