電撃文庫 モンスター娘ハンター２ ～すべてのモン娘はぼくの嫁！～

著者名：折口良乃【著者】/W18【イラスト】

KADOKAWA（2020/02発売）

• ISBN：9784049130768

内容説明

亜人と人との仲立ちをするため――というかそれ以上にモンスター娘たちが大好きなので！
という心の声に従い、ハンターとして仕事をこなしながら日々モン娘たちに求婚して回る少年・ユク。
　魔導国の末っ子王子にして腕利きハンター、そして大のモン娘好きなユクのもとには、今日も新たな依頼が……。
　前回はラスボスだった高貴かわいい海竜娘にも求婚したり、アラクネの里を束ねる女主人に求婚したり、挙句の果てには、世界最大の××にまで!?
　王命：すべてのモン娘を娶りきれ
　を思うままに解釈して邁進するユクのモン娘ハーレムへの道は、生物の壁すら超える……!?
モンスター娘への溢れる愛が、もーっと！暴走するモン娘ハーレムラブコメ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

剣の里からの依頼を受け、迷いの遺跡を超えで里に着いたユク達だが、そこは死者の武具を供養するアラクネ族の隠れ里で…。前回のラスボスだった大海竜も嫁候補に加え、未踏の遺跡調査という冒険色強めのお話でしたが、アラクネにゴーレムにと次々と嫁や嫁候補等新たな家族を手に入れて幸せそうなユクが良いですね。家族の事になると後ろ向きなユクを支えるリボーの力強い言葉や、普段は保護者視点なのにユクの事が大好きすぎる一面がチョイチョイ顔を出すメリーが好き。ユクの鎧シリーズも気になるので、環境によって使い分けている他の鎧も見たい。

2020/04/12

[まっさん]

★★★ 正直続きが出ると思ってなかった今作。「モンスター娘のお医者さん」のアニメ化を控えている折口先生の著書だが、今巻はモン娘要素があまり多くなくて少し物足りなく感じてしまった。確かに今巻でもアラクネ･ゴーレムなどの新たなモン娘が登場したものの、ゴーレムに関しては最後にちょろっと登場しただけだし、アラクネに関してもそこまで大きなイベントがあったわけではないので、今巻に限って言うとモン娘物というより冒険物としての色が強くなりすぎてしまったかなと。個人的にモン娘ヒロインの中ではアラクネが一番好きだったり→

2020/03/17

[中性色]

ハンターではハント。ちょっとキャラクター性に頼ってる感があるのかなぁ。前巻で示されてはいるけれどユクが婚約を進めている理由とかも物語的にはあまり関わらないし。しかし最終的にはゴーレムになったとはいえ、いきなり地球をモンスターにでもしたのかと焦った

2020/02/10

[真白優樹]

海竜娘に求婚したり、アラクネの里の長に求婚したりする中、世界最大の嫁が現れる今巻。―――愛も器も無限大、そして欲望は止まらない。　どんな時もモン娘大好き、そんなユクの欲望が大暴走を続けどんどんブレーキが効かなくなっていく今巻。そんな今巻は前巻のロケットスタートから徐々に勢いを落としつつ最適な勢いへと調節していく、ユクの物語が本格的に動き出す巻である。アラクネだってゴーレムだって問題なし。だけどその愛は真っ直ぐだからこそ皆がついてくる。活躍止まらぬユクの旅路は今度は誰を嫁にするのか。 次巻も楽しみである。

2020/02/10

[のれん]

モンスター娘という題材は大好きなんですが……前回に引き続き主人公の心情が理解できない。 未亡人アラクネや超巨大ゴーレムなど設定は面白そうなのに、どうして展開が合わないのか。各キャラもリボーやレビといった分かりやすい脳筋派以外はヤバさを感じる。常識派ってだけかもしれないけど。 イラストや設定は好きだが、こうも愚痴ばかりだと仕方がない。今作はここまでで断念します。

2020/02/11