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内容説明
幕末を生きた者に「新たな時代」が訪れる。
油小路の激戦を生き延びた者たちは新選組への復讐を誓う。
各地を転戦していた新選組局長・近藤勇を追い詰める御陵衛士だったが…
わずか一夜の戦いから始まった激動の物語、ここに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねりわさび
75
1867年に油小路で起きた史実、新撰組50名VS御陵衛士7名の激戦を描いたコミック最終巻。虐殺から生き延びた衛士たちと後の時代に翻弄された新撰組最後の姿が描かれている。作画に迫力がありビジュアル面でドラマに引き込まれました。とても面白かったですね。2023/10/13
Die-Go
39
新選組興亡の中でも屈指の名場面である「油小路の変」を題材にした漫画。 たった三巻で終わってしまうのがもったいないが、だからこその良さもあったか。藤堂平助の描写がとにかくステキ。★★★★☆2023/10/12
コリエル
5
完結。大体はダイジェストで語られがちな伊藤甲子太郎一派の始末について長尺で語ってあり面白かった。歴史の潮目を読めていたのは彼らだったし実際に生き残ったわけだが、伊東たちは僅かばかり早く殺されてしまったと。彼らが生き延びていれば新時代でどう名を残したのか気になってくる。2023/12/11
やすとみくろ
4
完結。油小路事件をメインに据えた作品はほぼ初だと思うが、新鮮で面白かった。油小路以降の近藤の銃撃、大久保大和の投降と知られる話もまた違う一面が見られた気がする。殆ど描かれる事の無い、富山弥兵衛のその後が描かれたのも「弥兵衛奮迅」以来だと思うが良かった。鈴木三樹三郎と永倉が遭遇する話で、永倉が三樹三郎に対して気後れする描写をするのは、その逆はあっても見たことが無かった。当時の時勢等を考えれば、こちらの方が自然かもしれない。巻末資料の富山の服装は、目撃談の採り入れから、答えに至るまでがわかって面白い。2023/10/17
kazi2367
1
油小路から連なる新選組の終焉…そして最後の平助の言葉、あの時代の仲間とは単なる絆、ではなく生き様か…3巻完結ではあるが濃い作品と強く刻まれた。2023/10/13