40代政党COO 日本大改革に挑む

著者名：藤田文武【著】

ワニブックス（2023/09発売）

• ISBN：9784847073229

内容説明

「政党を経営する」というコンセプトを打ち出し、ベンチャー政党から全国政党へ！
第二創業期を迎えた日本維新の会が目指す未来とは？

議員歴わずか２年半、40歳の若さで幹事長に就任した藤田文武が「日本大改革プラン」を実現すべく、会社員と経営者で培った経験とベンチャー魂で永田町の常識をぶち破る！

「この本は、経営者や会社員の方々にできるだけ身近に感じていただけるように書いてみたつもりです。
それが、かつて小さな会社を経営し、皆さんと同じく１円を稼ぐための苦労を実感した私が、初めての執筆にあたって本書に込めた思いです。」（著者より）

※COO＝Chief Operating Officer（最高執行責任者）


【著者プロフィール】
藤田文武（ふじた・ふみたけ）
1980年12月27日、大阪府寝屋川市生まれ。
寝屋川市立三井小学校 、寝屋川市立第十中学校、大阪府立四條畷高等学校と地元で育ったのち、2004年に筑波大学体育専門学群を卒業。同年４月より大阪府立の高等学校にて保健体育科講師として勤務。
その後、スポーツマネジメントを学ぶために海外に渡航し、スポーツマネジメント関連のベンチャー企業に勤務。
執行役員兼マネジメント事業本部長に就任を経て、会社を設立。
2017年10月、日本維新の会公認で衆議院選挙に出馬し落選するも、2019年４月の衆議院議員補欠選挙（大阪12区）にて初当選を果たす。
国会議員団広報局長、政調会副会長、ダイバーシティ推進局局長代行などを経て、2021年11月に日本維新の会の幹事長に40歳の若さで就任。
以来、会社員と経営者の経験と概念を政界に持ち込み、日本大改革プランを実現すべく「政党を経営」している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なかしー]

現在は、一兵卒ですが「元」維新幹事長。 政党COO?、経営者目線で政党運営？と前々から気になっていた作品。日本大改革プランの起案者であり、幹事長としては政党運営に関する中期経営計画を立案して、日々の業務遂行の責任者を務める。大阪発ベンチャー企業が、全国展開していくための「骨子」を作り上げた方なのかなと思いました。政治家の本というより組織運営（その場が政治であり、組織が維新だった）の本として捉え、読み直すとそのビジネスマンにもオススメできる本かなと思いました。

2024/12/08

[ナン]

最近の維新の躍進にこの人ありと感じる内容。北海道に住んでいると維新の話は報道で見ることが多く、何となく賛成しかねると思っていたが、この本を読むことで「新自由主義」とかのイメージではなく、地に足のついたグループであると感じることができた。人材育成の具体的内容は初めて知り先進的だと思った。維新の主張にラディカルに社会が変わっていくのはついていけなさそうだが、30年の停滞が続く中、漸進的に変わっていくのは一つの選択肢としてありと思った。全て賛同するわけではないが、他の政党はここまでの将来像を示せていない。

2023/10/27

[きよ]

2023/10/14読了（Kindle） 素晴らしい一冊。人の心を大切にしながら組織開発を進める姿勢を学べる経営書として読んだ。ラグビー、教員、ベンチャー経営者、政治家としての生き方に感銘を受けた。父親や先輩から様々吸収し、選挙の落選を通しても学び、藤田さんがどのように困難を突破して今に至っているのかを理解出来できた。自民党と違い、既得権に縛られてずに未来型の社会を作っていけるベンチャー政党である維新を今後も引っ張っていって欲しいと思う。

2023/10/15

[しうまい]

維新のことをよく知らずに読みました。 政治を志すまでの半生についてはとても興味深く、引き込まれる内容でした。が、維新の良さを伝えるときにいちいち自民党を引き合いに出して、数字の伴わない批判を浴びせる様に野党の小ささを感じました。

2023/12/31

[lalala]

身を切る改革とベーシックインカム。政治家になるまでのルーツも知ることができた。地元議員なので応援したいところではあり、今後を見守りたい。

2024/01/16