内容説明
砂浜で拾った貝がらや木の実、、外国の文字つきのペットボトルなど出発地を調べて発見……浜辺は思いがけない所とつながっているんだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
28
ビーチコーミングと呼ぶのは少しこそばゆいが、海岸拾いモノ歩きは優雅な趣味のひとつだと思う。◉イラスト(松岡氏)の利点がよくわかる絵本。写真と比べて細部が取捨選択されているのでモノの様子がよくわかるうえに見応え有る描写力。後半は「浮きモノ」の生態に、控えめながら環境意識の啓発。◉観察会でみんなを自然の中に案内する仕事(浜口氏)。93年刊。マイクロプラスチックという言葉はまだ出てこない。われらをめぐる海、まずは歩いて見てまわろう。2020/04/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
『漂流物』を読んで、文章のある似たような絵本を探してました。美しいというものより、ゴミといわれるものが多く流れ着いているのが悲しいです。2020/01/30
遠い日
6
絵は松岡達英さん。神奈川県平塚の浜、屋久島の海岸、博多の海岸に流れ着いたものを通じて、見えてくるものがある。さまざまな海に由来するものの他、人が不用意に捨てるもの(ゴミ)など、海は人の生活と密接に関わっていることがわかる。自然のものは自然にかえることができるが、人の出すゴミは自然界の中では異端のもの。それが悲しい。読みながら、子どものころわたしは浜で角がとれ、擦れて丸くなったきれいな色のガラスを拾うのがすきだったことを思い出す。2014/12/08
サト
2
平塚に流れ着くたくさんの川や海の生き物。そしてプラスチック。 ハコフグやウミサボテンが生きたままに近い状態で見つかるとのことで、海の世界に魅力を感じます2025/06/20
のん@絵本童話専門
1
浜辺に流れ着いたものたちを集める楽しさ!くるみはどこから来たんだろう?くるみが川から運ばれた過程、くるみの状態から食べた生き物まで想像できる。川からきた植物、貝やヒトデなど海の生き物、シーグラスに軽石、鳥の死体、海藻、ココヤシ、韓国からのゴミ、プラスチックまで。漂流物から想像力を働かせること、環境破壊にまで広がりがある。『浜辺のコレクション』という絵本も同時に読んだが内容は似ている!読みやすいのは⬅︎の絵本だが、漂流物の元を辿る想像力豊かな表現があるのはこちら。2024/09/01
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