MFコミックス フラッパーシリーズ 千年狐 十 ～干宝「捜神記」より～

著者名：張六郎【著者】

KADOKAWA（2023/09発売）

• ISBN：9784046828088

内容説明

古代中国、千年を生きる狐・廣天は人間の姿で人々、あやかし達と出会う。
道術大会を終えた廣天と神木は都で『お化け』を専門に扱う機関の設立を知り、潜入する。
妖考事部と名付けられたその部署で、廣天たちは暗闇を厭う役人・石良と共に数々の事件に関わった。
だが廣天が殺人の容疑で逮捕され、石良は妖考事部の解散を告げられる。
待望のコミックス第10巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Nyah]

捜神怪談編、決着！！　殺人容疑で投獄された廣天は出血とまらず瀕死に。石倉さん！

2023/09/22

[コリエル]

捜神怪談編。石良の悪夢は己の恥いるような矮小な性質に根差していたことが判明する。もう悪夢は見なくなったのかというと余計に見まくりという。それでも原因が特定出来ているからハッピー…ってコト？　親の代わりに名前の似た近所の人の魂差し出すエピソードで笑っちゃった。

2023/10/07

[nightbird]

捜神怪談編完結。全体的に奇妙な味でまとめられた異色のアーク。そしてこれまでのアークよりも話が小粒なまま終わった印象。また最後まで読んでもすっきり終わっていないエピソード（羊の彫刻家関連）があったり、何度も印象的に登場していたのに意外とぜんぜん本筋に関わらなかったキャラ（わんちゃん）がいたりして、読み終わってもなんか気になる。この辺は新章で回収されるのかなあ。ゲストキャラの石良さんは廣天ちゃんにいつも優しくて、人間嫌いの神木が懐くくらい良い人でした。いつかまた登場してほしいな。

2023/09/29

[Maosarah]

捜神怪談編完！廣天が血が止まらなかったのは刀のせい？と思ったけれど、解明されず。でも広く浅く生気を吸い取って表紙のように美しく復活！よかったー。その前の檻から溢れるほどの姿も圧巻だったわ。結局、石良の元を去るけれど、彼は義理堅く廣天の場所を守ろうとする。悪夢は萬鬼行となり。まだまだ怪しげなものを孕んだまま（僖は何者？？）それぞれの人生は続いてまたいつか登場しそう。

2023/11/14

[とんぼ]

石崇さんこじらせとんな。こういう人好きよ。掴み所がないマンガだけどキャラが面白いからわからんなりに面白い。神木花咲いちゃったけど、芽だけのほうがかわいかったから戻ってほしい。

2025/07/06