内容説明
駄菓子屋といえば、やっぱり学校帰りに寄るところ!
魔族の侵攻により、ヤハギは駄菓子屋領主として戦争に駆り出されてしまった。
といってもジェノスブレイカーであっさりと侵攻を食い止めることに成功する。
しかし、その強さから国王に危険視されて、ヤハギは王都に住むよう強制されてしまう。
王都で与えられた土地は、二つの学院に挟まれ多くの生徒が通る場所だった。
これ幸いとヤハギは王都店を早速オープン、いろんな子供がやってきて……。
学校前に新規開店で駄菓子屋の心に火がつく第四幕、オープン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
6
完結巻。いろいろ破綻しかかっていたところだし、マンネリ化もし始めていたので、ちょうどいい引き際だったと思う。ここで終わったからこそ、好印象のまま読了できた。Web小説って、引き際を見誤っている作品が多いので、きちんとピリオドを打てただけでこの著者はある程度信頼したくなった。2023/10/08
菊地
0
完結巻。 前巻ラストで少し不穏な空気があったけどサラッと流された。環境が変わってもいつも通りの駄菓子展開で安心したし、新しい常連客がやってくるところなんか「お客が定期的に入れ替わっていく駄菓子屋」を連想させるようでなんか良かったです。 そして「駄菓子屋」というニッチなテーマでやれることが明らかに減ってきていたので、ここでピリオドを打つのはよかったと思います。 マイナス点を言えば幾らでもいえるシリーズでしたが、プラス点もそれなりにあって加点評価でいくならそれなりに好きなシリーズでしたね。お疲れさまでした。2023/10/19