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内容説明
気象庁はそもそも、天気予報をどのように行っているのか? 異常気象は地球温暖化がもたらしているのか? 気象データをビジネスにどう活用するか 地球温暖化の「適応策」のカギは? 元・気象研究所所長が、現代人の必須教養=気象の最前線を講義する。
目次
序 章 なぜ、気象を知ることが大切なのか 第1章 気象を理解するための基本のきほん
第2章 天気予報はどのように行われているのか
第3章 なぜ、異常気象や温暖化が起きているのか
第4章 気象データはどのように作られ、活用されているのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
26
気象研究所長だった作者の気象解説本。類似本に比べて現場ならではの視点が盛り込まれているが、特に4章の過去の気象の解析に関する箇所は作者ならではだと思う。他の部分も素晴らしいが、過去解析の部分だけでも十分読む価値があると思う。2023/12/16
まえぞう
19
気象学を物理学的に説明するというよりは、その使い方、使われ方のほうに重心があります。表題通り、ビジネス教養としての内容になっています。著者は気象庁におられた方で、費用対効果とか、実際的な話しも散見されます。2023/11/29
coldsurgeon
5
人間活動に伴う地球温暖化が、気象の自然変動の影響を強め、異常気象を引き起こしている。気象学の基礎から気象データの活用まで、基本的な知識を提示してくれる本書は、改めて気象災害への関心を掻き立てる。気象庁が防災対策官庁であることを忘れている私にとって、とても新鮮な書籍だった。気象庁は、以前から地道なデータ集めから、ビッグデータの解析を行い、気象予測をしていたことに、改めて驚いた。2023/10/18
カフカ
3
ビジネス教養のタイトルは、気象の仕事からの視点という意味だった。気象の仕事が社会の役に立っていることは理解できたが、各分野をもっと深く学ばなければ、読者が気象の知識を活かすことは難しい。あくまできっかけを与えるための導入編のような構成になっている。それでも、地球温暖化などの様々な事象の原因は一つではなく、多角的な分析が必要ということは勉強になった。2024/08/27
やまじろー
3
勉強にはなった。温室効果ガスにより水蒸気量の上限が変わることで温暖化が進む?等、そういうものかという知識や、他様々十分に理解までいかない、正直頭が理解を拒むような話も少なく無かったが、総じて真面目に優しく説明しようとする著者の思いの伝わる作品だった。2024/08/24
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