カドカワBOOKS<br> 後宮の花結師

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カドカワBOOKS
後宮の花結師

  • 著者名:彁はるこ【著者】/さんど【イラスト】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 特価 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2023/09発売)
  • 光るあじさい!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/15)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040751504

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内容説明

雑草むしりが仕事の底辺女官・草苺(ツァオメイ)。彼女のたった1つの特技は、女性の命であり品位の象徴でもある癒花(ジユファ)――頭部に咲く花を整える「花結い」だった。

いつか正式な花結師になりたいと願いながらも、雑草娘の自分には夢のまた夢と、こっそり周りの女官の花を整えるに留めていた。しかしある日、花を虫に食われ、無残なまでに黒ずませた妃嬪が助けを求めてやってくる。

草苺が独学で身につけた荒削りの花結い技術が、後宮を渦巻く事件を救う鍵になり……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

尚侍

6
面白かった。女性が頭に咲かせる癒花を結う花結師という概念はこれまで読んだことがないもので、まずその発想力に感心しました。癒花にも種類がありそれを結うためには様々な気遣いが必要という展開にも説得力があり、読んでいてなるほどと思わされました。しかし設定が凝っている一方キャラの描写は全体的にテンプレに感じられ、特に男性キャラはもう少し掘り下げてもよかったように思うので、今後はそのあたりが改善されるともっと話が面白くなるように感じました。2023/10/05

とんてき

1
「中華風」の「後宮モノ」でシンデレラストーリーは掃いて捨てるほどあるのだけど、設定がなかなか凝っていて面白かった。男性は自分の影から武器(や道具)を作りだせ、女性は頭に花を咲かせて魔をはらう、という世界観。ポエミーな地文とちょっと落とし所ありきな展開は残念。でも続きがあれば、ちょっと読んでみたい。2025/03/30

影浪

1
中華ファンタジー。主人公の持つ隠された力と、その師匠の秘密、皇帝の秘密、と読めば読むほど謎とその答えが出てくる。主人公も後宮の謎を知っていく過程で、成長と主人公の魅力も出てくるので、リズムよく読めました。 最後のオチが最高でした。あと、個人的にはスウが好きですね。2023/10/12

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