内容説明
「原体験がほぼ一緒でした。めんたいロッカーが日本のJ-POPを変える! オーケストラのようにドラマティックに」──HISASHI(GLAY)
BiS、BiSHなどを手掛けてきた音楽プロデューサーは、自身のバンドでの挫折を経て、何を考え、どう生きてきたのか──。
福岡に帰郷してさらに飛躍を続ける著者の、エモーショナルな半生記。
目次
まえがき
第1章 小中学校時代
第2章 高専時代
第3章 上京
SPECIAL INTERVIEW 映画監督 白石和彌
第4章 挫折
SPECIAL INTERVIEW 音楽プロデューサー 鎌田俊哉
第5章 再起
第6章 アイドルプロデュース
第7章 帰郷
第8章 未来
Buzz72+座談会
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
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BiSHを育て上げた音楽プロデューサーの、売れないバンド時代から地元を音楽で活性化する現在までの物語。手垢のついた表現で恥ずかしいけど、無駄な経験ってないな。著者のあらゆる過去が現在につながっている。どれかひとつ欠けても今はないんだろう。著者の場所までたどり着ける人とそうでない人を分つ物、それがこれまた手垢のついた「あきらめない」であることに、努力し続けることの大切さを思い知らされた。「作者が読んで泣けない物で読者が読んでなくわけない」「楽曲派アイドル」が響いたポイント。2023/09/21