ナゾノベル 悪魔の思考ゲーム(2) 恐怖のハッピーメイカー

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ナゾノベル 悪魔の思考ゲーム(2) 恐怖のハッピーメイカー

  • 著者名:大塩哲史【著者】/朝日川日和【絵】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2023/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023323018

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内容説明

2022年に発売された「ナゾノベル」第1弾、「思考実験」をテーマにした『悪魔の思考ゲーム1』の続編が登場。連続爆破事件の容疑者として追われることになった思問考と、彼をサポートする在間ミノリ。爆破事件の手がかりを探す中、「ハッピーメイカー」と名乗る謎の人物が爆破事件の犯人として現れ……。今回も、思考力の限界を試すバトルが繰り広げられる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

46
思考実験をテーマにした物語の第2弾。連続爆破事件に「トロッコ問題」を絡めて、さらにビュリダンのロバやベンサムの功利主義の考えをちりばめた今作。思問とミノリは大人でも難しい問題に向き合うことになるが…。/命の軽重や公平性など建前ならいくらでも綺麗事を言えるけれど、実際に自分ならどうだろうと考えさせられた。ぜひ子ども達も読んで考えてほしい。/シコウジツゲン装置をめぐる組織との戦いはまだまだ続く。マクスウェル財団の輪郭がおぼろげに見えてきたが、なかなか手強そう。来春の第3弾が待ち遠しい。2023/11/16

夜花YOKA

12
今思えば幸せはみんなで分けたほうがいいけど質も大事? ハッピーメーカーは悪者だと思う。2023/10/04

きゅうくつ

6
思考実験がテーマの児童書第2巻。今回はトロッコ問題、ビュリダンのロバをわかりやすく物語に組み込み、ベンサムやミルも出てきてなかなかに考えることを要求する。ストーリーも面白い。設定の細部の甘さや非現実的すぎるところは児童書なりだが、だからこそ主題がはっきりするし、読みすすめやすいので、これで最適だと思う。むしろとても巧い。各章にあるコラムも、そこでの問いかけも良い。子どもも絶賛しているので、次巻も買う。2024/04/09

ともりぶ

2
定番のトロッコ問題などありつつ考えさせられるシリーズ。幸せってなんだろね。2023/10/28

ひなまろ

2
1巻を読んだ時からずっとず〜っと待ってた悪魔の思考ゲーム2巻!! 今回は、1巻の時よりも深刻でとても考えさせられました。 人の命は生まれもって平等で、どちらを優先するなんてことはあってはいけないということ。それから、幸せかどうかはその人が決めることであって、誰かが決めつけていいものではないということなど。様々なことが学べました。 そして今回も思考と行動力で困難を乗り越えていく考くんとミノリちゃんには感動! 最後、不穏な感じで終わりましたが、最後の人物ってまさか・・・。 次巻も見逃せない展開になりそうです!2023/08/22

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