ナゾノベル 悪魔の思考ゲーム(1) 入れ替わったお母さん

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ナゾノベル 悪魔の思考ゲーム(1) 入れ替わったお母さん

  • 著者名:大塩哲史【著者】/朝日川日和【絵】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023322318

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内容説明

「科学探偵謎野真実」シリーズ、『奇譚ルーム』などを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」第1弾として2冊をラインアップ。女子中学生のミノリと謎の男性、思問が、不可能を可能とする「マクスウェル・マシーン」をめぐる事件に巻き込まれる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

226
難病に冒された母が、ある研究機関の力によって奇跡的に回復し元気になって帰って来たが何処かがおかしい。母思いの少女ミノリは事情を知る謎の少年・思問(しもん)と共に怪しい研究所に乗り込んでいく。マクスウェル・マシーンとは?思考実験とは?「テセウスの舟」「囚人のジレンマ」「ウラシマ効果」について詳しく解説されており悩み戸惑い迷いながらも非常に勉強になりました。児童作品ながら大人も楽しめます。常に考える事を強いられるストーリーは読むと頭脳の活性化にも繋がって良いと思います。次作は2023年夏に刊行予定との事です。2023/04/22

さっちゃん

45
思考実験がテーマ。「テセウスの船」「囚人のジレンマ」「ウラシマ効果」を物語に組み込んでいて、面白くて一気に読んだ。/重病で余命いくばくもないミノリの母は、ある研究所の新しい治療法のモニターになり劇的な回復を見せる。しかし以前の母とは何かが違うと感じるミノリ。そんなミノリの前に謎の少年・思問が現れ「君のお母さんは別人に入れ替わっている」と告げる。一体研究所で何があったのか。不可能を可能とする思考実現装置・マクスウェル・マシーンをめぐり、謎の組織との戦いが始まる。小中学校の図書館や学級文庫にもオススメ。2022/12/25

うまる

13
ナゾノベル創刊♪ どっちが本物?っていうか本物の定義ってなんだろう?と、頭脳を刺激するストーリーで、思考実験を理解できます。本編がしっかり面白いので、思考要素が入っても説明くさくないし、興味深く読めると思う。今回のネタは、テセウスの舟、囚人のジレンマ、ウラシマ効果。章ごとに、コラムで更にわかりやすくまとめられているのも良い。こちらは続刊のようで、2巻の発売が楽しみです。2023/03/13

ともりぶ

2
子供向けだけど思考実験をわかりやすく小説にしていて面白い。友達じゃなくてお母さんなのはますますどうしていいかわからないだろう…。2023/02/19

nao*

2
読みやすくて面白かった。2023/01/02

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