内容説明
警視庁捜査一課の犬養隼人は、娘の入院仲間だった少年の告別式に参列することに。自宅療養に切り替えた彼の遺体は奇妙な痣だらけだったが、両親は心当たりがないという。さらに翌月、同じような痣のある自殺死体が発見される。検視の結果いずれも事件性なしと判断されたが、納得できない犬養が独自に捜査を進めると、謎の医療団体に行き当たり……。
これはカルトか、民間医療か。大人気社会派警察医療ミステリ第6弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イアン
165
★★★★★★☆☆☆☆民間療法の闇に焦点を当てた刑事犬養隼人シリーズ第6弾。娘・沙耶香の病気が縁で知り合った少年が、自宅療養に切り替えた1ヵ月後に病死する。全身に残された痣を不審に思った犬養が非公式に調べを進める中、酷似した痣を持つ女性の自死体が発見され…。2人の背後に見え隠れするカルト団体。怪しげな主宰の男は救世主なのか、ペテン師なのか。中山作品にしてはどんでん返しは控えめな印象。個人的には、「個人の感想です」を免罪符に効果を喧伝する民間療法には胡散臭さしか感じない。ちなみにこのレビューも個人の感想です。2023/11/14
mariya926
115
犬養刑事のシリーズ本、最新作。途中から犯人と動機は分かりつつ読んでいましたが、そうなったのかという感想でした。病人とカルトをくっ付ける。なんとなく予測できる展開です。しかも最近カルトで騒がれていたので、そこからヒントを得たのかな?って思いました。最近の中山七里先生は昔に比べるとスピーディー過ぎるというか、もう少し腰を据えてあっと思うどんでん返しをして欲しいなぁと思います。2024/03/02
KAZOO
113
犬養刑事シリーズです。最初の「黙示」という個所で幼い姉妹の両親が死んでしまい取り残されてしまい病院に恨みを抱いて、という個所でその後の話の筋がある程度予想がついてしまいます。ただその後その姉妹がどのようになったかを推理しながら読んでいくと楽しみがあります。若干題名が人寄せ的なものがありますが、病院がからむ話で犬養刑事と入院中の娘とのやり取りが息抜きになりました。2025/09/16
はにこ
85
民間医療。健全な時はいかがわしいと思えるんだけど、標準医療で結果が出ないと頼りたくなる気持ちは分かる。始めの姉妹の話と後半の犬養が絡む事件とがどう繋がってくるのかが全然分からなかった。姉妹の気持ちはわからなくもなかったけど、関係無い人を巻き込まないで欲しかったな。2024/12/29
ケイ
78
ラスプーチンとは結局は誰になるのか。娘が絡むからか、犬養がまったく情けない刑事にしかうつらなくなってくるし、女性刑事は何か気に入らないことがあると睨む、不貞腐れるというお決まりの女性的甘えを見せるし、もうシリーズどうするよ、と自分に問いかけている。最初の姉妹の話をもっとスパイスにしてほしかった。2025/10/06
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