- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
ウクライナ危機で揺らぐ冷戦後の世界体制。
大国同士がせめぎ合う中、日本は生き残れるのか。
元内閣情報分析官が読み解く目前の脅威!
【目次】
第一章 揺らぐ冷戦後の国際体制
第二章 世界はグレート・デプレッションに向かう
第三章 内戦のリスクが高まる米国
第四章 少子化と不動産バブル崩壊で衰退する中国
第五章 群雄割拠の時代を日本は生き残れるのか
おわりに ロシアとどのように向き合っていけばよいのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
17
ロシアに対する厳しい経済制裁により、西側諸国はロシア産の原油や天然ガスを輸入しにくくなり、エネルギー価格が高騰。逆に中国やインドはロシアの大型の顧客となり、関係を強化。この結果、原油の取引に占めるドルの割合が縮小し、アメリカの覇権が弱体化している。世界は米・欧・日・イスラエルvs中・ロ・イランの構図となり、インドやサウジアラビア、アフリカ諸国などがどちらに付くかによって世界情勢は大きく変動する。日本もリアリズムに基づいたしたたかな外交が必要。ここへきてパレスチナvsイスラエルの戦争が勃発。世界はどうなる?2023/11/01
ゼロ投資大学
3
ウクライナ戦争は大きな歴史の転換点となった。核兵器を保有した国連安全保障理事会常任理事国ロシアの隣国への侵攻は世界中に激震が走った。西側諸国によるロシアの危険性を強調する立場からは距離を取って、今回の戦争が起きた歴史的な経緯とNATOとロシアの対立を学んでいく。2023/11/01
スプライト
3
世界の国際情勢についての理解が深まる。特に、中国経済の状況がこんなにも悪いとは思わなかった。好転する見込みも感じられない。2023/08/27