内容説明
もしあなたがあと余命数か月と言われたら。あなたは何をしたいですか? 残された人に何を伝えたいですか? どのような最期を迎えたいですか?
相続やお墓のことは考える人は多いけれど、意外と考える人が少ないのが最期の日の過ごし方。その残された日の過ごし方で、幸せな思い出を遺された家族に残すこともできれば、逆に家族自体がバラバラになることもある。
そのために必要なのは、きちんとした知識と自分たちによる選択。
1000人以上の家族を看取ってきた在宅医が、最新の医療の常識をもとに考える最良の最期を送りためのヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
11
図書館本。現実を見つめて、その人の意思を尊重する。在宅医療だけれども、がん患者さんの話が多かった。がんは、亡くなる2か月くらい前までは割と普通にすごせることがあるけど、そこから一気に悪くなることがある。この辺も、自分のこととして考えたらまた話は違ってくるんだろう。自分が、誰かを介護する。もう一段階すすむと、自分が介護される側だとどうか。ここ10年で、だいぶ終末医療の考え方も変わった気がするな。2023/10/24
ヨハネス
6
余命を告知して楽になる人、絶対に告知されたくない人いろいろいる。知らせない方が良いと思っている医者もいるので、もし知りたいなら「これからどうなる、治療で改善の見込みはあるのか」と聞いてみること。言葉を濁すなら改善の見込みがない可能性も。がん末期の施設選びの際、医療系麻薬が夜間も使えるか、薬が飲めなくなったら注射ができるのか確認する。一人暮らしで在宅介護を望むなら夜間おむつ交換されない等の不自由の覚悟が必要。認知症が進んだら施設利用はやむを得ないようだが、入院には家族による手続きが必須とは困る!2023/09/17
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