内容説明
秀吉亡き後の乱世、三成・家康のどちらにつくか、大名たちの思惑は錯綜していた。そんな中、古今伝授の当代唯一の伝承者であった細川幽斎は、前田家、朝廷をも巻き込んだ第三の道を模索する。関ヶ原合戦に新しい視点を持ちこんだ傑作の新装版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
67
関ヶ原の戦いに至る政争、駆け引きを細川幽斎を中心に描く作品。幽斎や石田三成など大名の思惑も描かれますが、彼らの指令を受け密命を帯び行動する警護番や奥女中、牢人たちの存在が印象的。人に使われる悲哀に思わずほろりとしてしまいます。前田家をめぐる攻防がどう転がってゆくのか。下巻も楽しみです。2023/08/15
あきのぶ
2
細川幽斎。秀吉のどんな弱味を握ってた?下巻気になる。2023/08/08
しさあ
0
細川幽斎。関ヶ原を描いた作品は数あれど、なかなかこの視点は珍しく、興味深い。2024/09/10
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