精霊人、はじめました!

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精霊人、はじめました!

  • 著者名:宮下恵茉/十々夜
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2023/08発売)
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  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569789606

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内容説明

ぼくは、地味でさえなくて、クラスメイトからも名前を間違われるほど目立たない存在だ。名前だって横棒一本の「一(はじめ)」で、地味すぎるにもほどがある……。ある日、民芸品を集めるのが好きなとうさんが、体に怪しげな模様があるサルみたいな石像を拾ってきた。すると、ぼくにだけその石像に宿る「精霊ルー」が見えるようになった! 人間と会話ができる精霊ルーは、まんがを読めとか、パンケーキを持ってこいとか、わがまま放題でほんとうんざりする。とうさんは、ぼくが世界にひとりしかいない精霊人になったと大喜びだ。その日の夕方、海外出張から帰ってくるはずのかあさんが、途中の駅で倒れて運ばれたと連絡が入った。病院にかけつけると、かあさんは謎の黒い靄に覆われている。でも、黒い靄が見えるのは精霊人であるぼくだけ。かあさんを救うには、精霊の力を借りないといけないのに、ぼくはあの石像を捨ててしまったんだ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うー

19
主夫の父さんは民族学の研究者で元大学教授。仕事で世界を飛び回っている母さんが世界中の民芸品を買ってくる。不思議な品が溢れかえった家に住む小5のはじめは何の取り柄もなく地味だが、ある日突然、民芸品につく精霊が見え話せる世界でひとりの精霊人になった。はじめが、倒れた母親を救う儀式を任され躊躇していると大精霊からカツをいれられる。「頭の中を透明にしろ、今お前が知っている事だけが世界の全てじゃない!」サラッと読めて楽しかった。漫画やお菓子が大好きな大精霊ルー、憎めないや😄2022/07/14

さーちゃん

5
9歳6ヶ月。主人公はじめは、地味すぎてクラスの中で、全く目立たない。顔も性格も服装も全部地味。しかしそんなはじめが世界に1人しかいない精霊人に。ある日海外出張から帰ってくるはずの母が倒れたとの連絡が。駆けつけると母は謎の霧に覆われている。だが黒い霧が見えるのははじめだけ。手放してしまった精霊の力。はじめは母を救えるのか?最初本棚の本書に長女無関心だったが宮下恵茉さんが作者だと伝えると手に取り読み始める長女w。面白かったようだ。なかなか青い鳥、つばさ、未来等から他に興味がいかないので策が必要かな(^_^*)2021/10/03

4
サクッと読めるファンタジー。冴えない少年が精霊と触れ合うことができるようになり、まあなんやかんやで問題解決。既視感は多々あるものの、しかしそのほんのちょっぴり成長していく姿は悪くない。……けども、まあシリーズ化できていないということは、ちょっと既視感が強すぎりのだろう。花粉症(鼻炎)とか、主人公しか見えないとか。どっちも長編シリーズでありましたからね……。2024/02/22

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