行政法の基礎理論---複眼的考察

個数:1
紙書籍版価格
¥6,600
  • 電子書籍

行政法の基礎理論---複眼的考察

  • 著者名:太田匡彦/山本隆司
  • 価格 ¥6,600(本体¥6,000)
  • 日本評論社(2023/07発売)
  • ポイント 60pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784535527102

ファイル: /

内容説明

変転する社会状況・政策的要求に即応するべき行政法学が必要とする基礎理論の根拠を、個別的なテーマの課題と展望を元に省察する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

7
代表的な行政法学者10名が法律時報に連載した現代的論点に係る論攷をまとめたもの。テーマは多岐に亘るが、最も関心を惹いたのは、原田、山本両先生による情報技術系の論文。AIによるアルゴクラシー(理由なき統治)は、処分の妥当性判断に支障を及ぼすが、他方で明確なルールを自動適用させるために、法規をアルゴリズムで記述する議論があることに驚き。正統性に関する興津先生の論攷も興味深く、意思説からは選挙権のない在留外国人、未成年者、将来世代への正統性が説明できず、こうした被影響者の利益を考慮した思考が必要との議論に共感。2023/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20584192
  • ご注意事項