内容説明
「私は恋愛結婚がしたかった」
婚約を結んだ当日、婚約者となった公爵家嫡男のレイモンドに唐突にそう言われた伯爵令嬢のオリヴィアはどう返答をするのが正解なのか頭を抱えてしまった。
比較的結婚前も後も、愛人を持つものが多いこの国で、両家の親同士が決めた政略的な縁。
当事者の意思がまったくと言っていいほど介入していないこの婚約に、オリヴィア自身も思うところがなかったと言えば嘘になる。
しかし、自分だけでも夫となる人には誠実でいようと考えていたオリヴィアはまさに出鼻をくじかれることに。
不安な気持ちを最大限に押し殺したオリヴィアは、他所で子を作るのだけは勘弁してほしいとレイモンドに伝えるのだが、どうやらレイモンドの真意はオリヴィアに伝わり切っていなかった様子……。
「妻となる女性を好きになれればそれはもう恋愛結婚なのではないかと。できればオリヴィア嬢にも私のことを男として好きになってもらいたいと、そう思っているんだ」。
どうやらレイモンドはオリヴィアとの恋愛結婚を望んでいるらしい――!?
誠実な二人が紡ぐ、真っ直ぐで甘々な溺愛ストーリー。
作者より
とにかく甘々な話が書きたい! そんな思いで書きました。
言葉で伝えることの大切さ、愛されることで得る自信と成長。
読み終えたあとに少しでも幸せな気分になっていただければ嬉しいです。
『恋愛結婚いたしましょう(1)』には「1 恋愛結婚いたしましょう」~「2 知らされる真実とそれぞれの愛」(前半)までを収録
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