内容説明
今に役立つ、親鸞聖人の教え。一途に阿弥陀さまを信じ、念仏の教えを広めた親鸞。鎌倉時代を代表する仏教者が遺した言葉から明日からを精一杯生きるヒントを美しい日本画とともにやさしく紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
20
自ら僧にあらず俗にあらずと宣言し、あらゆる戒律を全廃して肉食妻帯の生活を始めた親鸞。無戒律化した日本仏教の優しい教えは心に響くものが多い。悟りなんてなかなか開けないし煩悩はなかなか消えない。そんな中で「悩み苦しむ人ほど救われる(善人なほもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや)」なんて言われたら、修行に励んでいた信者は涙が出るほど救われた気持ちになったはず。 にしても戒律全廃とかしちゃって、時代的に多方面から叩かれてもおかしくないと思うんですけど、なんともなかったんですかね?2025/05/13
大先生
12
1時間ちょっとで読める分量です。難しい話はあまり書かれていません。浄土真宗をひらいた親鸞聖人について、ざっくりと知りたいという人におすすめです。自らを「愚禿釈の親鸞」と呼び、外見は聖人みたいに見えるかもしれないけど、内面は煩悩まみれだということを包み隠さず語っていた正直な人。悪人正機説を唱えつつ、【薬(=阿弥陀様の本願)があるからといって毒を飲んではいけない】ともしっかり諭していました。私は「仇桜」の話が好きなんですが、本書では触れられておらず、ちょっと残念。2025/05/10
狩野川浩介
1
ひと通り読んだ。もやもやしてる。わかったような気がして読み進めていたが、さて、何がわかったのか、分からなくなった。一回読んだだけでは分からないのだろう。「くり返し読む」ということは、そういうことなのだと得心。2022/03/29
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