岡倉天心とインド - 「アジアは一つ」が生まれるまで

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岡倉天心とインド - 「アジアは一つ」が生まれるまで

  • 著者名:外川昌彦【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 慶應義塾大学出版会(2023/08発売)
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  • ISBN:9784766428896

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内容説明

オリエンタリズムに抗し、アジア独自の「美術史」を打ち立てようとした、日印共闘のドラマ――。
近代日本美術の父・岡倉天心(1863?1913)
インド宗教改革運動の旗手・ヴィヴェーカーナンダ(1863?1902)

 近代日本美術の復興運動を指揮した岡倉天心は、道半ばで東京美術学校を非職となり、私生活も破綻をきたした1901年末に、突如、日本を脱して9か月にわたりインドに滞在する。
 西洋が「美術」の基準とされた植民地時代のインドで、岡倉は自立したインド社会を構想する気鋭の知識人や芸術家、宗教家と邂逅し、その過程で『東洋の理想』などの代表的な英文著作を執筆する。
 1893年のシカゴ宗教会議の活躍で知られる宗教改革者ヴィヴェーカーナンダとは、深い思想体験を共有するが、その改革運動が今日のインド社会に与える意味は、これまで十分には明らかにされてこなかった。

 日印の資料を紐解いて、その国境を越えた知的変革の軌跡を描き出す、貴重な一冊。

目次

序 章
第一章 岡倉天心のインド体験
第二章 越境するアジア知識人──国境を越えて共鳴する「女性像」 
第三章 岡倉天心の「転向」──社会進化論の克服
第四章 ヴィヴェーカーナンダと日本──託された言葉
第五章 インド社会像の探求
第六章 反響するインド美術史観
終 章 切り開かれた地平──多様な「アジア」へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

55
明治男、岡倉天心は非常にダイナミックな国際人。 インド人学者の話が半分以上。インド人は名前がやたら難しい人多いので、名前が覚えられない。ヴィヴェーカーナンダ2023/09/02

takao

2
ふむ2024/06/16

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