内容説明
ボッシュが見つけた糸口から女子校生殺しの容疑者が浮上する。
バラードたちはDNAを採取するための罠を仕掛けたが、事態は思わぬ展開を見せる。
さらにボッシュは一家殺害犯の正体に迫り、潜伏先へと単身乗り込んでいく。
彼を狩りへと突き動かすものはあまりに激しく、正義を為すための道は、暗く険しい──。
衝撃的ラストに茫然!
ふたつの未解決事件を巡るボッシュ&バラードを描いたこの作品、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リスト・ハードカバー部門一位になるなど、いつものようにベストセラーになったが、ボッシュ作品のなかでも屈指の衝撃的な展開もあって、二〇二二年十一月の刊行直後から評判を呼び、「コナリーの最高傑作に加わる」(パブリッシャーズ・ウィークリー)の声も上がったほど。(訳者あとがきより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
149
(承前)老ボッシュは抜群の捜査能力で、女子校生殺害犯の目星をつける。そこからコナリー得意の意外な逆転劇の連続で予想外の真犯人に読者を驚かせるが、最後を過去に一度もなかった結末で締めくくる。著者がこの行動をボッシュに取らせたのは、彼が二度と刑事には戻らないと公式に表明させる意図があったのか。せっかくマディがロス市警の刑事となっていると確認できて嬉しかったのに、全読者共通の願いであるボッシュとマディの親子捜査共演は見果てぬ夢に終わってほしくない。今秋刊行予定の新作で続演するらしいが、今から心配になってしまう。2023/08/11
Tetchy
132
昔プレミア・リーグのリヴァプールにスティーヴン・ジェラードという選手がいた。彼は自分のキック力が強すぎて自身の足の骨が折れる悲劇の選手だったが、ボッシュの正義感と重なる。彼は自身の正義感、いや悪を憎む心が強すぎて悪人に手を掛けることも躊躇わない。その強すぎる心故に我が身を滅ぼしかねないのだ。正義の旗印へのボッシュとバラードの信念はほぼ同じくらいの濃度を持っているが、その一線を越えるか越えないかが2人の違いだ。正しくあれと思うバラードが白い戦士ならば悪は死すべしと心を燃やすボッシュは黒い戦士とでも云おうか。2025/03/13
KAZOO
126
やはりこのシリーズは楽しめますね。今回はバラードとボッシュがメインでの話です。バラードが新しい部署(未解決事件班)での仕事を引き受け、ボッシュをリクルートします。そこのメンバーには様々な人物がいてこれが事件捜索(読者も)を若干混乱させたりします。この部署をつくった市議会議員の殺された妹と以前からボッシュが追っていた家族4人殺しの二つの事件の捜索を中心に話が展開します。ボッシュは満身創痍になりながらも殺された家族を思う気持ちが強く事件を解決に導きます。いっきに読まされました。2023/08/01
のぶ
95
下巻に入り、ボッシュが見つけた糸口から女子校生殺しの容疑者が浮上する。バラードたちはDNAを採取するための罠を仕掛けたが、事態は思わぬ展開を見せる。全体を通しバラードやボッシュの個性が良く描かれていて、シリーズでも出色の出来だったと思う。しかし、マイクル・コナリーの本が世に出て約30年。いろいろな変遷を辿ってきたが、自分は作品群の登場人物の中でハリー・ボッシュが一番好きだ。時間と共に歳を取ってきたとはいえ、ボランティアのような扱いはいささか寂しい。これからもシリーズは続くだろうが、ボッシュにもう一度光を!2023/07/24
ひで📚🏈
64
ハリー・ボッシュ…ついに最後なんでしょうか。「時には正しい理由のために間違ったことをすることがある」ボッシュらしいラストが衝撃です。「それはまったく計画になかった」のセリフで救われたような気がします。バラードシリーズかと思ってましたが…「エンド・オブ・エッジ」等々ボッシュらしさ満載でバリバリハリー・ボッシュ主役でした。ハリー・ボッシュ74歳…引き続き活躍が読みたいです!2024/01/24
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