出版社内容情報
原子の構造,生命の起源,気候変動,ダークマター,DNA,周期表,重力,量子論・・・・・・。世界を読み解く鍵となる科学のアイデアを1冊に凝縮。科学を「物理学と宇宙論」「化学」「生物学と進化論」「地球」の4分野に分け,科学における重大な33の発見を紹介します。
発見は以下の7つに分けて解説。それぞれの発見のエッセンスを簡単に理解することができます。
・考え方のエッセンス:その発見の核となるアイデアを簡潔に要約して解説。
・始まりの歴史:その発見の起源,発見した人について解説するほか,科学史における位置づけを解説。
・鍵となる理論とその証明:その発見を決定づけた理論と証明を解説。
・批判:その発見がどのような批判を受けてきたのか,そしていかにして乗りこえたのかを解説。
・なぜ重要か:その発見は科学史において,どれほど重要なのか,人類の認識をどれほど変えたのかを解説。
・これからの進展:まだ発見されていないものや,その発見がより優れたものに取って代わられる可能性を解説。
・エッセンスのまとめ:上記6つの要点をまとめた表。
【目次】
01 物理学と宇宙論
仕事,仕事率,そしてエネルギー
熱力学
古典力学
電磁気学
光
量子論
相対性理論 ―時間と空間
万物の最小要素 ―力と素粒子
重力(再度,時間と空間)
ビッグバン
恒星,惑星,太陽系,そして銀河
ダークマターとダークエネルギー
マルチバース(多元宇宙)とそのほかの謎
02 化学
原子の構造
物質の状態
周期表
結合と化学反応
有機化学と無機化学
工業化学
03 生物学と進化論
生命とは何か?
古生物学
進化論と自然選択
遺伝学
単純な生物
複雑な生物
多様性と個体数
04 地球
誕生
構造
生命の起源
炭素循環
岩石循環
気象系
気候変動
重要な人物と考え方
用語集
目次
01 物理学と宇宙論(仕事、仕事率、そしてエネルギー;熱力学 ほか)
02 化学(原子の構造;物質の状態 ほか)
03 生物学と進化論(生命とは何か?;古生物学 ほか)
04 地球(誕生;構造 ほか)
著者等紹介
クレッグ,ブライアン[クレッグ,ブライアン] [Clegg,Brian]
イギリスのサイエンスライター。光、無限、量子、気候変動など、科学に関する書籍を40冊以上執筆している
川村康文[カワムラヤスフミ]
環太平洋大学次世代教育学部教授。環太平洋大学国際科学・教育研究所所長。北九州市科学館スペースLABO館長。東京理科大学嘱託教授。専門は物理教育、サイエンスコミュニケーション。みんなが明るく楽しくなる「ぷち発明」を提唱している
広林茂[ヒロバヤシシゲル]
東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。米国ブルックヘブン国立研究所研究員として高エネルギー重イオン衝突反応について研究。帰国後、転じて会社員となり、現在はIT系企業の役員を務めるかたわら、翻訳に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



