内容説明
戦時スナイプ・アクションの決定版!
ドイツの狙撃手vs.スワガー。
必殺の銃弾が歴史を穿つ!
陸軍少佐としてロンドンに飛んだアール・スワガーは、戦略事務局のジム・リーツ中尉とともに対ドイツ狙撃兵作戦の立案にあたる。
いよいよ準備が整い、海峡を渡って最前線へと身を投じたスワガーとリーツが目にしたのは、過酷な戦地の現況だった。
二人はドイツの誇る「田園地帯(ボカージュ)の狙撃手」を制して連合軍の血路を開くことができるのか?
息詰まる狙撃戦。男の友情。緻密な銃器描写。意想外の展開。巨匠ハンターの魅力の全てがつまった戦時スナイプ・アクションの傑作、登場!(解説・寳村信二)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
27
感想:★★★ 下巻に入っていよいよアールのターンへ。 あちこちに張ってある伏線を一気に回収する感じですが、OSSが絡んでいたり諜報活動が見え隠れする割には直球勝負で来るので、もう少し捻りが欲しかったかな。 スナイパー対決は正直なところ「狩りのとき」を期待してたんですが、コチラも味付けはあっさりしていて「あれ?もう終わり?」って感じの消化不良感がハンパなかったです。 ラストで諜報活動をしていた張本人の正体が明らかになるけど、流れ的に「やっぱりね」となってしまうのが残念。 2025/01/07
み
20
やはり戦争はヤですね。が読後に思ったことでした。2024/02/06
MJ
20
シリーズの中でもミステリー色の濃い本作。スワガーが謎解きを始める。彼はこの〝千〟を誇りにしている。彼にとっての最高の業績だ。この男は、千頭以上の象を屠った、世界でも有数のハンターなのです。2024/01/21
hikarunoir
8
アールを久々と思わない。ボブ来日時も影の様に、チャールズの話でも因果として息を潜めていた。彼の経歴も暴力の歴史で埋め尽くされる番が来ただけ。2023/08/31
はかせ
6
ヨーロッパのウサギは25キロもの大物がいるのだろうか?驚き😲‼️2023/08/10