逃げまくった文豪たち 嫌なことがあったら逃げたらいいよ

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逃げまくった文豪たち 嫌なことがあったら逃げたらいいよ

  • 著者名:真山知幸【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 実務教育出版(2023/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784788928466

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内容説明

あの偉大な文豪も、逃げまくっていた!?
知れば知るほど勇気をもらえる文豪の逃げエピソード集!

 
誰もが知る文豪たちも、
実は仕事や勉強、家族や借金取りから逃げた「逃げエピソード」を持っている。
厳しすぎる学校から逃亡したり、禁断の恋に手を出して海外逃亡したり……。
しかし、その逃げた先で歴史に残る名作を生み出している。

 
現代に生きる人々にも共感できる
人間くさいエピソードが盛りだくさん!
「辛いことがあっても逃げてもいい!」と、
勇気と元気を与える一冊!

 
・登場する文豪は45名! 日本の文豪はもちろん、海外のベストセラー作家まで
・文豪たちの代表的な名言や、「逃げたい」と感じたときにこそ知りたい奥深い名言も紹介

 
目次
第1章  人間関係から逃亡しちゃった文豪

 
・結婚式をドタキャンした 石川啄木
・人間不信に陥り引きこもる 夏目漱石
・二度婚約して二度破棄した男 フランツ・カフカ

 
永井荷風/志賀直哉/太宰治/壇一雄

 
第2章  家族から逃亡しちゃった文豪

 
・地震のとき妻子を見捨てて逃げた 芥川龍之介
・姪を妊娠させて海外逃亡した 島崎藤村
・ミステリーさながらの謎の失踪で大騒ぎに アガサ・クリスティ

 
田山花袋/森 外/トルストイ

 
第3章 仕事から逃亡しちゃった文豪

 
・朝起きられずに職場から逃げた 江戸川乱歩
・自分の人生を生きるため職場を放棄した 幸田露伴
・すべて放り出して失踪 ゲーテ

 
室生犀星/二葉亭四迷/シラー/葛西善蔵/坂口安吾

 
第4章 勉強から逃亡しちゃった文豪

 
・中退を繰り返して充実のニート生活 萩原朔太郎
・神学校から脱走して悪魔祓いを受ける ヘルマン・ヘッセ

 
中原中也/金子光晴

 
第5章 自分との約束から逃亡しちゃった文豪

 
・晩年は禁欲主義が揺らいだ 宮沢賢治
・裁判所に出廷しないで逃亡した オー・ヘンリー
・恋の逃避行に失敗して大炎上! 平塚らいてう

 
菊池寛/アルベール・カミュ/種田山頭火

 
第6章 借金から逃亡しちゃった文豪

 
・こだわりが強すぎて借金まみれ 内田百閒
・うなぎの支払いを押しつけて逃げた 正岡子規
・ギャンブルで借金して国外逃亡 ドストエフスキー

 
アレクサンドル・デュマ/バルザック

 
第7章 むしろ逃亡しないのがヤバい文豪

 
・泥棒を目の前にして無言で見つめる 川端康成
・火事が起きてもレストランで食べ続けた 谷崎潤一郎

 
三島由紀夫/ヘミングウェイ

 
コラム 逃亡に魅入られた文豪こぼれ話
寺山修司/コナン・ドイル/ディケンズ/
中島らも/樋口一葉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

154
作家でしか生きていけないようなぶっ飛んだ人たち・・そう!それは文豪。真山知幸さんによる文豪たちの見事な逃げっぷり―人間関係から、家族から、仕事から、勉強から、自分との約束から、借金から、そして・・むしろ逃亡しないのがヤバい文豪まで全7章を面白く堪能した。「大概にしなはれや!」ってのが多すぎる(笑)2023/07/27

レモングラス

76
つらいときは逃げてもいい。そんな認識が広がりを見せている。だが気がつけば重い責任を背負わされて、がんじがらめにされてしまうのが、人間社会の恐ろしいところ。そこで注目したのが「文豪の逃げっぷり」。生きるのがつらくなったときは、どうか本書を開いて、こんなにもどうしようもなく逃げちゃった人たちが、世の中にはいたんだと、それで文豪とすら呼ばれている、そう思うことでやわらぐ気持ちもあるだろうと「はじめに」に書かれています。それにしてもすごい逃げっぷり、ひどすぎると思いつつも笑い、呆れつつもまた笑う。イラスト最高❗️2023/09/16

吉田あや

76
知らず知らずのうちに自分を追い詰めてしまうなら「逃げてもいい」ということを肝に銘じることも大切。そこで文豪から大いなる逃亡を学ぼうではないか!という本書。総勢45名の文豪の「逃亡レベル」を独断と偏見で点数化することにより、逃亡の奥深さが味わえるシステム。総合点は「技術点」と「芸術点」。華麗なる文豪たちの逃亡劇とはいかに。まずは「人間関係から逃げ出しちゃった文豪」。トップバッターからラスボス感のある「石川啄木」。「逃亡」という冠がこんなにもしっくりとくる文豪は(⇒)2023/08/21

えみ

76
逃げるが勝ち。そんな言葉が終始脳内を埋めつくす、文豪たちの才能ある逃げぶり。何から逃げるか、そんなことは問題じゃない。不都合からはとことん逃げる、挙句の果てに生きることからさえ逃げてしまうもの多数。文豪たち、常人には理解できない恐るべき思考回路。そういう者だから文豪と呼ばれる作品を世に残せたのか、とにかく嫌なことからはとことん逃げる彼らの豪胆さ潔さに芸術性すら感じてしまう。一人一人の逃げのエピソードがとにかく面白い!逃げて逃げて逃げる、が、最後に逃げなかった文豪エピソード…レベルの違いに笑わせてもらった。2023/08/09

Kurara

39
★3 偉人の先生方はやはり私生活も”偉人”なのですね。人の不幸は我関せず、自分の思うがままに生きて行く。作品も行き方も同じなのでしょうか?!逃げて逃げて逃げまくってる自分でもお気づきではないのでしょうか?#NetGalleyJP 2024/06/10

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