マンガでわかる!うつの人が見ている世界

個数:1
紙書籍版価格
¥1,738
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

マンガでわかる!うつの人が見ている世界

  • ISBN:9784866516295

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「うつの人の思いを十分すぎるくらいに代弁してくれている。当事者と周囲の人にとって大きな救いになると感じた」
「自分にとっては、全編にわたってあるあるネタだった」

うつを経験した当事者の方々から、95%の共感を頂きました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

★100人以上の当事者の声をもとに作られた
「心の不調がある人」と同じ目線で寄り添うための本★

いま、日本では7~8割の人が、一生に一度は何らかの精神疾患を経験すると言われています。(厚生労働省報告書による)

うつ病、適応障害、双極症、不安障害、パニック障害など、その名前はさまざまですが、共通点は「抑うつ状態」を経験すること。

うつ状態に陥ると、気分が落ち込むことはもちろん、身体が重く動けなくなったり、集中力が途切れて文章や映像が理解できなくなったりと、今までの「当たり前」が難しくなります。

でも、うつの症状やその感覚は、なかなか言葉で説明することは難しく、ご家族や周りにいる人は、なかなか実感を持って理解することができません。

そのために、ご家族やご友人、同僚など周りの人は「どう手助けするべきなのか」「なんと声をかけたらいいのか」がわからずに話しかけるのを躊躇したり、
朝起きられないことや、会社に行けないことが、症状なのか本人の性格なのか分からずに、イライラして優しくなれなくなったりと、
ご本人との関係がギクシャクしてしまうことがあるのではないでしょうか。

「うつの人が見ている世界」は、「わかりたいのにわかれない」「わかってほしいのに伝えられない」という、ご本人と周りの人の心のもやもやを軽減するために、うつを経験していない人でも、その感覚を想像できるような本を目指しました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

●第1章 うつの人が見ている世界
「心の病」で片づけられがちなうつの症状を、100名以上の当事者の方への調査で分かった声から、19のエピソードを通してマンガでわかりやすく解説。

例えば…
・朝起きられないのは ⇒ 身体が岩のように重くなってしまうから。
・話しかけても反応しないのは ⇒ 頭に常に大きなおわんがあるような、現実との間に1枚壁が出来てしまうから。
・突然泣き出してしまうのは ⇒ 自分でも予測できない絶望感の波が急に襲ってくるから。
・周りの声に耳を貸せないのは ⇒ 止めたくても止められない思考のループに陥るから。


●第2章 うつの人の世界に寄り添うコツ
うつの人が周囲の人と関わる上で力になったことや、負担になってしまったことを8つのエピソードを通してマンガで紹介。

例えば…
・「頑張って」と言ってはいけないわけではない。励ましの気持ちを伝えるときの注意点
・「何かしてほしいことある?」は、プレッシャーを与えにくい魔法の言葉
・「この先のことどう考えてるの?」は、最悪の事態を招く可能性のある言葉

その他、「うつの人がしてもらって嬉しかったこと」や「うつの人を支えることに疲れたときは」などのお役立ちページも満載です。

ーーーーーーーーーーーーーーー

休み方がわからなくてつい頑張りすぎてしまう…
家族がダウンしてるから自分は休めない…
転職や引っ越しなど環境の変化が続いた…

少しのきっかけが重なって、誰もが心のバランスを崩してしまう時代。
「うつの人の世界」を知ることで、大切な人の、そして自分自身の心を守ることにもつながることを願っています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読特

44
「身体が石のように重い」「突然体調が悪化する」「いつも何かに追いかけられている」…誰でも心が沈む事がある。たいていは気持ちの持ちようで解消する。鬱の症状が理解されにくいのは、健全な心のサイクルにあまりにも近すぎるからでもある。快復できないのは自分のせいではない。努力が足りていないからではない。「頑張れ」は言ってはいけない言葉。病気は感覚だけでは治せない。そのままの自分を、ありのままのその人を受け入れる。長い人生、いろんなことがある。思い出に変わる時がきっとくる。…幸いにも、この病にはまだ罹ったことがない。2024/02/08

k sato

33
うつの世界の住人だった・・・「自分はもう役に立たない人間」。私がそう思ったのは、主治医から病名を告げられた時だった。動揺し絶望した。精神疾患における「うつ状態」の苦しさは形容しがたく筆舌しがたい。しかし、それら心身の苦しみを周囲の人にも理解してもらえたら、もっと楽に生きられるのではないか。そういう当事者の声を拾ったのがこの漫画である。また、家族や友人が当事者に声掛けするときの配慮も指南してくれる。当事者と周囲の想いを代弁してくれる一冊なのだ。共感に溢れている。「うつの時はそっとしておいてほしい」は真実だ。2024/04/15

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

23
精神科医を夫に持つ知人、疲れて横になっていたら「大丈夫か!鬱は薬で治るぞ!」って言われて、横になることもできんのかとぼやいていた。この本を読んだら、確かにありとあらゆる心身の不調は鬱を原因にしてしまっていいのかと思わされる。2023/09/28

kanki

18
それだけでえらい。そのままでいいよ。何とかなる。対応勉強になった2024/04/10

Sayaka

15
弟が鬱で休職中なので読んでみた。これは周囲の理解が難しい。自分も昔心療内科に行ったが問診だけで鬱とされたので、「このままではガチで病気にされてしまう」と自分で転職したり環境を変えて乗り越えた。血液検査とかで客観的な指標になるものがあればいいのに。「なにか出来ることはあるか」と寄り添う、覚えておこう。2024/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21228335
  • ご注意事項