内容説明
天下人となり、以前とは別人のようになった秀吉の姿に、妻おねねは深い孤独を感じる。秀吉の死後、豊臣と徳川の対立に心を痛め奔走するが、ついに豊臣家は滅んでしまう。戦国の乱世をたくましく生き抜いたおねねの生涯を描いた傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のびすけ
2
天下人となった後の秀吉の暴走と老醜、おねねとお茶々の対立、豊臣と徳川の覇権争い。常に冷静さと客観的な眼で状況を見つめるおねねが印象的でした。面白かった。2026/08/13
ぺしみち
2
永井路子さんの作品はハズレがない。高台寺に移ってからのねねの「もう、そっとしておいて」という気持ちが、乱世に振り回されてきた彼女(他の人も)の人生を物語っているのかも。2026/03/31
ちゃんどら
1
秀吉を支え続けた糟糠の妻の物語、というワケではなく秀吉に振り回されたりしながらも自分の道を貫いた女性、おねね。関ヶ原の戦いもおねねと茶々の女の戦いの目線で見ると西軍贔屓は減っちゃいそう。最後に茶々と会う事が出来ても結果は変わらなかったかも知れないがどうなっていたかは考えちゃうなぁ。2024/02/25
Y...
1
1981年に購入した講談社文庫から新しく購入。秀吉に伴い位も女性で従一位なり、更に院号も授かり高台院となる。子供が出来なかった寧々は淀殿に大坂城を明け渡して京都東山に隠居と正室なのに大変苦労したと思う。晩年は秀吉を供養しながら長生きして賢い生き方をした女性だと思った。2024/01/21
あるなし
1
後書きで亡くなったこと触れられる。戦中の秀吉像とかにも興味がわく。おねねから見ると、淀殿は子供を産んだもう一人の自分って思いが良い。2024/01/13




