内容説明
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学習の基礎となる認知的スキル,ワーキングメモリ(WM)。読字障害,算数障害,発達性協調運動症,注意欠如・多動症,自閉スペクトラム症など,障害ごとにWMの特徴を生かした支援方法を提案する。第2版では,DSM-5に対応するとともに,不安症群に関する章を新設。一人ひとりの学習のニーズに応えるために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
7
著者はもちろん、訳者はこの領域の第一人者。ワーキングメモリとの丁寧な向き合い方。トレーニングはあるが汎化はむずかい。本書の内容も、ワーキングメモリに負荷をかけない取り組みがほとんど。服薬については一切?出てこない。教育現場の方に手にしてほしい。 なお、昨今、コグトレが話題を呼んでいる。コグトレについても、司法領域でのなんとかせねば精神によって見出されたものだが、エビデンスの乏しさが言われて久しい。読者には情報の精度に敏感になってほしい。少なくとも心棒することは避けてほしい2023/05/03