内容説明
*本書は『考える力と情報力が身につく 新聞の読み方』として刊行された作品を、加筆・修正のうえ改題したものです。
新聞は「誰のためのものか」。事実を正確に伝えているか?
難しい話や専門用語をどのようにやさしく伝えるのか?
デマやネットの情報に惑わされず「知る」「考える」「伝える」力を磨く。
―――――
新聞を購読する人が減ったことで、新聞の読み方がわからなくなっている若者も増えています。
そこで、「このように新聞を読み比べると面白いよ」とでも言うべきアドバイスの連続になってしまいました。
それでも、新聞を読む人が減ったことで、新聞を読んでいるだけで他人に差をつけることが可能になったのです。
このチャンスを生かそうではありませんか。新聞の世界にようこそ。
(「文庫版はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nazolove
12
新聞、読むの大事だよ、と言われててもテレビ見てるしいいじゃん、と思っていた。 ただ現在大人になり本を買えなくなりじゃあ新聞読んでみるか、と思い立ち読んでいる。 結論から言うとそこまで面白いか、と言われたらそこまで…と思っている(笑) ただ本読みが延長して新聞を、というのはやっぱり本読みの性なのかな、なんて思った。 そして地域で何やってるんだ?というのも知れてちょっぴりは面白いんじゃないかな、と思う。 そんないろんな新聞、読んでみるといろいろ気づけるよ、というのが今回の本であった。2024/03/21
座敷童
12
池上節炸裂。 記者のみなさんへの愛情が感じられた。そして、メディアに携わる者のプライドというものさえ感じられた。2023/06/28
めかぶおじさん
5
本書は朝日新聞で連載されていた池上氏のコラムをまとめたものでした。私の著者のイメージはテレビで政治や経済の話を解説している人でしたが、もともと記者をされていた方なんですね。本書では新聞を読み比べる面白さを伝えています。読み比べることで1紙だけが持つバイアスを避けることができ、多角的に情報の信頼性を判断することができます。また新聞の特性として興味のない記事も目に入るので思いがけない出会いもあります。新聞を読むことで知識を蓄積すると同時に、洗練された文章で伝えるコツも学ぶことができると著者は述べています。2023/11/16
ランラン
3
新聞を読むことで日常起こっている出来事から自分なりに考えをまとめる大切さを学んだ。2024/01/25
チバ
2
新聞大好きだけどどんどん来るので全部読み切れずに終わっているのが軽いストレスになっていたので心を入れ替える為に手に取った。これを読んで新聞を活用出来るようになろう!と思ったらそういう本ではなかった。各紙の比較という感じでこれは益々出来そうになく、正直今は「はーそうですかー」で終わってしまった。しかしこの各紙論調が違うというのは前から気になっていた事ではあるので更に年をとって自由の身になったら図書館で読み比べは是非やってみたい。でもその頃小さい字読むの億劫になっているんだろうなぁ。何事もすぐやるべきか・・。2023/11/14
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