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内容説明
これからの時代にふさわしい供養とは?
供養の形は時代によって変わりますが、故人を偲ぶ思いは変わりません。
著者は、人々と寺院を結ぶポータルサイト「まいてら」を主宰し、
現代にふさわしい供養を模索してきました。
すなわち、どのような供養なら家族は納得し、関係者は満足するのか。
血縁、地縁、社縁が廃れていくなか、新しい供養の形とはどのようなものか。
本書は、「供養の英知を持つ多くの僧侶に力を借り、現代における死者とのつながり、
供養という営みについて考察」し、一人ひとりに合った理想の供養を実現しようとするものです。
そのための具体的なノウハウも開陳しています。供養について、改めて考えてみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
12
実際に喪主を経験してみて、非常によくわかる内容であり、供養というポイントから、普段馴染みのない慣習を多面的に整理されている良書である。葬儀は地域性と関係し、墓石は土着的な風土性ともつながっており、社会的、時間的にも都市生活とは別物、別スパンの話し。少年時代より、電脳空間に触れてきた私であるが、真のVR空間は、実は墓石の向こう側にあるのではないかという気がしてきたw。2025/05/05
coldsurgeon
7
90歳過ぎの両親の姿を見ていると、どうしても供養することの大変さを考えてしまう。供養は、供養する人のためにあり、良く生きる誓いをすることが供養の意味だという。そして、生者(弔う側)と死者(弔われる側)が交流する交差点に、供養は成立する。日本が迎えた長寿社会は、「ただ」長く生きること以上に、「どう」長く生きるかが主題の時代となった。自分自身のことを見つめれば、「供養したい」と思ってもらえる良き生き方を重ねることが重要だろう。供養というものを見つめ、死を想うことは、生き方を考えることになる。2023/06/14
Asakura Arata
6
先祖の墓は確かにパワースポットの役目をしている。よって墓守の後継のいない自分はやはり永代供養の相談を住職とすべきなんだろうなあ。2023/07/02
Nozaki Shinichiro
1
同世代の人の本ということもあり、身近な興味を満たす形で供養というものを知ることができました。自分より前や後の世代のことに思いをはせることで、自分の時間を長く感じることができる、というところに納得。現代人は自分の代だけで自分のストーリーの全てを完結させなくてはならない、ということがカリカリの一因なのかなと感じました。2025/03/30
莫煩悩
1
色々なデータは今後も変化し続けるだろう。 供養は 「心は体を求め、体は心を進める」 この言葉に尽きると思う。 なぜ何百年も続けられて来たのか。 体は心を進めてくれるからである。 だから私たちは悲しみを乗り越えられる。2023/10/12
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