出版社内容情報
マンガとイラストで、日本絵画を時代別にわかりやすく解説する入門書。飛鳥・奈良・平安時代から大正・昭和前期まで、時代ごとの代表作とともに、その画家のエピソードも豊富に紹介。日本の名画を楽しむための見方やコツが満載。
内容説明
「国宝級」名画の数々が物語る日本人の美意識。日本絵画は見ればわかる!変わり者ぞろいの画家たちの渾身の作品に身もだえ。日本絵画なんて地味でつまらない…いえいえ、超オモシロイんです。誰もが知る名画の作者はこんな人!?あなたの家にほしい絵はどれ?画家と作品で、その魅力に迫る!
目次
第1章 飛鳥・奈良時代
第2章 平安時代
第3章 鎌倉時代
第4章 室町時代
第5章 安土桃山時代
第6章 江戸時代前期
第7章 江戸時代中期
第8章 江戸時代後期
第9章 明治時代
第10章 大正~昭和前期
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッツ
24
西洋絵画も好きな画家や作品について少し知ってる程度。日本絵画においてはもっと無知、って事で読んでみました。かなりやさしく漫画を使って分かりやすく紹介されています。そうなるともっと知りたい、もっと作品を観たい!と作者の思うツボ?(失礼)全国の美術館、お寺、たくさんあるのに今の時期はじっと我慢なのが辛いですね。2020/04/25
sasara
6
鳥獣戯画、雪舟の水墨画、写楽、北斎、広重の浮世絵、琳派とか狩野派、明治以降の西洋画。よくわからなかった日本絵画の事を嫌いな朝日新聞さまに教えていただきました。戦後画家として横山大観と岡本太郎が紹介されていましたが、ナチスドイツに留学した東山魁夷、戦犯画家とアカヒが弾糾した世界の藤田嗣治にも触れて欲しかった(笑)2020/03/13
うちだ
5
日本絵画を勉強中。表紙の左下の人は青木繁かな?と当ててしまったわたくし、なかなか教養が身についてきたんじゃないかしら、とご機嫌です。一方で、鎌倉以前と明治以降の絵画や絵師はまださっぱり分かっていないので、時系列で追えるのは勉強になりますし、漫画になっているとやはり分かりやすいですね。与謝蕪村の「夜色楼台図」、酒井抱一の「夏秋草図屏風」、小林清親の「高輪牛町朧月夜」など、新しい感動がありました。どうも僕は夜とか雪とかが好きなようです。2024/05/24
服部
5
びじゅチューンで取り上げられた作品が多く載っていたので有り難かった2022/10/18
みーる
5
時代を追って、日本画の代表作が網羅されているとても読みやすい本でした。漫画も解説も程よく散りばめられていたし、美術検定のテキストの作品が多数取り上げられていて、サブテキスト的に使えてありがたかった!美術以外の「マンガで教養」シリーズも読んだら、いろいろと知識が身につきそう!2021/05/21